トヨタホームに決めた4つの理由
ハウスメーカー選びは、家づくりの大きな分かれ道です。各社それぞれに良さがあり、迷うところだと思います。参考までに、我が家がいくつかの会社を比べたうえで、最終的にトヨタホームに決めた理由を、正直に整理してみます。あくまで我が家の価値観での判断ですが、メーカー選びの考え方の一例として読んでいただければと思います。
~この記事の内容~
家族と住むから「地震に強い鉄骨系」を重視した
我が家がいちばん重視したのは、地震への強さでした。家族と長く暮らす家だからこそ、構造はしっかりしたものにしたい、という気持ちが強く、鉄骨系のハウスメーカーを中心に検討しました。トヨタホームが採用している鉄骨ラーメン構造は、柱と梁を強固に接合して一体化させた「枠」で地震の力を受け止める仕組みで、高層ビルにも使われる構造とされています。地震に強いとされる点に加え、柱の少ない大きな空間がつくれる点にも魅力を感じました。
もちろん、木造にも鉄骨にもそれぞれの良さがあり、どちらが優れているという話ではありません。木造は調湿性や費用面での利点があり、鉄骨は品質が安定しやすくシロアリ被害を受けにくいといった違いがあるとされます。我が家の場合は、重視した「地震への強さ」が鉄骨の特徴と合っていた、ということです。他社との比較はトヨタホーム vs 積水ハウスなどの記事でも触れています。
鉄骨系のなかで、価格を抑えやすかった
鉄骨系のハウスメーカーをいくつか比べるなかで、トヨタホームは性能のわりに価格を抑えやすいと感じました。実際、各社の坪単価を比べた資料を見ても、鉄骨系のなかではヘーベルハウスや積水ハウスなどに比べて低めの価格帯に位置づけられることが多いようです。これは、自動車づくりで培った工場生産の仕組みでコストを抑えやすいことが背景にあるとされます。地震への強さを確保しつつ、予算とのバランスが取りやすかったのは、大きな決め手のひとつでした。
家づくりは、性能だけでも、価格だけでも決められません。「譲れない条件(我が家の場合は地震への強さ)を満たしたうえで、無理のない予算で建てられるか」という観点で比べると、納得して選びやすくなると感じます。なお、坪単価は商品やプラン、時期によって幅があり、近年は資材高騰などで上昇傾向ともいわれるので、最新の見積もりで比べるのが確実です。
工場見学での品質と、担当者への信頼
決め手として大きかったのが、工場見学で品質へのこだわりを実感できたことと、担当者への信頼でした。工場で、役割分担されたプロの仕事ぶりや、研究開発の様子を見て、「品質は任せられそうだ」と納得できました。鉄骨を塗料に浸して錆を防ぐ防錆処理など、自動車づくりの技術を住宅に応用している点も、見ていて安心感につながりました。
また、担当してくれたのがベテランの方で、家づくりにつきものの、国の申請などの複雑な事務手続きまで含めて、安心して任せられたのも心強かったです。家づくりは長い付き合いになるので、「この人になら相談できる」と思える担当者かどうかは、思った以上に大事だと感じます。ただ、担当者との相性は会社というより人によるところも大きいので、感触が合わないと感じたら、担当を替えてもらえないか相談してみるのも一つの方法だと思います。
最後は「総合的なバランス」で決める
とはいえ、どこか一点だけで決めたわけではありません。地震への強さ、価格、品質、担当者との相性などを総合的に見て判断しました。完璧な会社はなく、どこを選んでも、良いところと気になるところの両方があります。トヨタホームについても、たとえば断熱や気密の性能は価格相応で、そこを最優先する方には物足りなく映ることもある、という指摘を見かけます。我が家は地震への強さと価格のバランスを優先したので納得していますが、何を重視するかで評価は変わってくると思います。
大切なのは、自分たちが何を優先したいかをはっきりさせて、それに合う会社を選ぶことだと思います。住んでみての率直な感想は家を建ててよかったことと住んで感じた気になるところの両方にまとめています。良い面だけでなく、気になる面も知ったうえで、複数社をしっかり比べて、納得して決めるのがおすすめです。
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