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【実機レビュー】Google Nest Doorbellのメリット・デメリットを本音で解説!

こんにちは、よぱたぬです。

最近じわじわと注目を集めている「Google Nest Doorbell(ネストドアベル)」をご存知でしょうか?

これは、Googleが展開するスマートホームシリーズ「Nest」の次世代インターホンで、日本でも2021年から販売が始まりました。

私も実際に購入し、1か月ほど使ってみたので、今回はこの「Google Nest Doorbell」を導入して感じた“リアルな使用感”や“使ってわかった注意点”など、購入前に知っておきたい情報をまとめてご紹介したいと思います。

新築やリフォームのタイミングでスマートインターホンの導入を検討している方、ぜひ最後までお読みください!

 

Google Nest Doorbellってどんなスマートインターホン?

Google Nest Doorbell(グーグル ネスト ドアベル)は、2021年8月にGoogleが発表した、スマートホームブランド「Nest」シリーズの次世代インターホンです。

それまでのモデルは有線接続が必須でしたが、この新モデルではバッテリー(充電式)でも駆動できるようになり、より手軽に設置できるようになりました。

Google Nest Doorbell

価格:23900円
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感想(9件)

👉こちらがGoogle Nest DoorbellのHPです。(https://store.google.com/jp/product/nest_doorbell_battery?hl=ja


人・荷物・車も検知!AI搭載で通知がスマート

Nest Doorbell最大の特徴は、GoogleのAI画像認識技術を活かした高性能な検知機能です。

  • 動物

  • 車両

  • 荷物(置き配など)

これらを自動で識別し、動きを検知するとスマートフォンに即座にプッシュ通知が届きます。

通知エリア(アクティビティゾーン)はカスタマイズ可能なので、不要な検知通知を避けたい場合も安心です。

外出中でも「今、誰か来たな」とわかるのが便利です!


必要十分な画質と夜間撮影対応

映像の画質は「最新スマホレベル」とまではいかないものの、訪問者の顔や全身、足元の荷物までしっかり映る広角設計(145°)で、必要な視認性は確保されています。

暗い時間帯の撮影にはナイトモードも搭載。 街灯や外構照明があれば、ナイトモードに頼らずとも視認性は良好です。


会話も可能!スマホやNest Hubで応答できる

Nest Doorbellはマイクとスピーカー内蔵なので、スマホやNest Hubと連携すれば、来訪者とその場で会話もできます。

たとえば配達員さんが来たときに、

「玄関横に置いてください」 と指示を出したり、

お子さんの帰宅に

「おかえり~」 と声をかけたりできるのは、意外と便利ですよ。


バッテリー持ちは10日前後(使用頻度次第)

内蔵のリチウムイオンバッテリーは、自分の使い方でだいたい10日前後もちました。

ただし検知頻度や気温によってバッテリー消費は変わるため、

  • 充電が面倒な方

  • 頻繁に来客がある方

には、有線での常時給電がおすすめです。


スマートホーム初心者でもOK?導入前に要確認のこと

Google Nest Doorbellは便利な反面、インターネット環境とアプリ操作が前提の製品です。

使いこなすために必要なものは以下の通り:

 

必要な環境・条件 内容
Wi-Fi環境 アップロード2Mbps以上が推奨
スマートフォン Android または iPhone
Google Home アプリ インストール必須
Google アカウント 無料で作成可能
設置場所にWi-Fiが届くか 門柱や外壁の場所によっては中継機が必要

こんな方におすすめ!

✅ 外出が多く、宅配対応を効率化したい人
✅ 家の周りの防犯を強化したい人
✅ スマートホーム製品を他にも使っている人(Nest HubやGoogle Homeなど)


Google Nest Doorbellの取り付け方法は?配線なしでも設置OK!

Google Nest Doorbellはバッテリー搭載型のスマートドアホンなので、配線工事なしでも設置できるのが魅力のひとつです。

✅ 基本の取り付け方法はとってもシンプル

商品には専用の取り付けプレートが同梱されており、これをビスで壁などに固定し、そこに本体をカチッとはめ込むだけ。

電源コードをつなぐ必要がないので、賃貸住宅やDIY初心者の方でも気軽に導入できると思います。

私も最初はバッテリー駆動で使ってみましたが、「これなら誰でも設置できそう!」という印象でした😊


✅ 有線接続にも対応!配線で給電すれば充電の手間なし

ただし、「バッテリー充電が面倒そう…」という方には有線接続による常時給電も可能です。

その際は、以下の点に注意してください:

  • 必要電圧:12V~24VのAC電源(日本の100V電源はそのまま使えません)

  • 専用の変圧器が必要(トランス)

我が家では、たまたま門灯用に**リクシル製の変圧器(トランス)**が近くにあったので、外構工事のタイミングで電気配線を追加してもらいました。

これで充電の手間がゼロになったので、ストレスなく使えています✨


取り付け場所のポイントもチェック!

設置場所によっては、Wi-Fiの電波が届きにくい場合があります。

とくに門柱など家から離れた場所に取り付けたい場合は、Wi-Fi中継機やメッシュWi-Fiを導入すると安心です。


次は、「Google Nest Doorbellを使ってみて感じたメリット・デメリット」についてお話ししていきますね。

実際に使って感じた「Google Nest Doorbell」のメリットとデメリット

ここからは、私が実際にGoogle Nest Doorbellを使ってみて感じた、リアルなメリットとデメリットをまとめていきたいと思います。

「スマートドアホン、気になってるけどどうなの?」という方は、ぜひ参考にしてみてください!


✅ メリット①:外出先でもスマホで来客対応できる!

これ、想像以上に便利です。
家にいなくても、スマホから訪問者の様子を確認できて、そのまま通話も可能

しかも、来客がチャイムを鳴らす前に、カメラの検知範囲に入った時点で通知が来るので、「あ、そろそろ配達が来るな」と心の準備ができるのも良いですね。


✅ メリット②:防犯対策としても頼れる

不審者が家の前に立ち止まっていたとしても、自動で録画が開始されて通知が来るので、いち早く気づくことができます。

「いつ・誰が・どんな様子で」訪れていたのか、しっかり記録されるので、防犯面の安心感はかなり高いです。


✅ メリット③:映像・音声ともにクオリティは十分

画質は「スマホ1〜2世代前」くらいの感じですが、人物の顔や荷物の様子はしっかり確認できるレベル

夜間もナイトモードでしっかり撮影できて、音声も思った以上にクリアでした。


✅ メリット④:デザインがスタイリッシュ

見た目はGoogleらしいシンプルかつスマートなデザインで、玄関に設置しても野暮ったさがありません。

見た目に先進っぽさを出したい場合はピッタリかもしれません(笑)


❗ デメリット・気になった点

もちろん使ってみて、「ここはちょっと…」と感じた部分もいくつかありました。


❌ デメリット①:スマホとの接続に時間がかかることがある

外出中に通知が来たので確認しようと思ったら、アプリの接続に1分以上かかることもありました。
電波が悪いわけでもなかったので、これはアプリ側の最適化の問題かもしれません。

1分以上も訪問者を待たせてしまうのは、やっぱりちょっと気まずいですよね…。


❌ デメリット②:スマホが手元にないと気づけない

Nest Doorbellには従来のドアホンのような「室内機(チャイム)」がありません。
つまり、スマホを持ち歩いていないと来訪に気づけないというデメリットがあります。

ただし、これはNest Hub(スマートディスプレイ)を併用すれば解決できます◎


❌ デメリット③:バッテリー充電がやっぱり面倒…

バッテリー運用は「配線いらず」で手軽な反面、10日に1回は充電が必要でした。

そのたびに本体を外して室内に持ち込む必要があるのは、やっぱりちょっと面倒…。
工事ができるなら有線接続をおすすめします!


❌ デメリット④:録画映像の長時間保存は有料

録画された映像を3時間以上保存するには「Nest Aware(有料)」への加入が必要です。

個人的には、「せめて12時間くらいは無料で保存できたら…」というのが正直なところです。


我が家がGoogle Nest Doorbellを導入して感じた“結論”

結論から言うと、Google Nest Doorbellは「スマホ前提の生活」に慣れている方にはかなり便利なスマートインターホンだと思います。

特に、

  • 外出中でも来客対応したい

  • 防犯面も少し気になる

  • スタイリッシュなデザインが好き

という方には、まさにぴったりのアイテムです。

一方で、

  • スマホ操作が苦手な方

  • 室内チャイムで通知を受けたい方

  • 本体の取り外しや充電が面倒な方

にとっては、少し使いづらさを感じるシーンがあるかもしれません。

ただ、それらのデメリットもNest Hubを併用したり、有線接続にすることである程度カバー可能ですし、スマート家電としてはかなり完成度が高い部類だと思います。

我が家では今のところ大きな不満もなく、日々の防犯・来客対応において頼れる存在になっています😊

スマートドアホンを検討している方は、この記事を参考に「自分の暮らしに合うかどうか?」を見極めていただけたら嬉しいです!

それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。また他の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました