こんにちは、ぴーぴーまんです。
今回からインスタやYoutubeなどで人気のマイホーム仕様について記事を書いていこうと思います。
1つの記事にすると重くなりすぎるので、”間取り”、”設備”、”内装”、”施主支給”のそれぞれ4つのテーマで記事を分けていきたいと思います。
初回のテーマは間取り編です。
それでは早速、本題にいってみましょう。
〜この記事の内容〜
玄関土間収納
最初に紹介するのは玄関土間収納です。
玄関は”靴”や”傘”、”ベビーカー”や”自転車”、さらには”宅配の荷物”や”趣味の道具”とスペースを取るものが多く集まりやすく、散らかりやすい場所です。
そこで大きめの収納スペースとして、玄関隣に土間収納を設置する間取りが人気です。
収納が玄関に隣接していることで、日常の物の出し入れが便利にできますし、また急な来客時に玄関が散らかっていても、サッと隠すことができます。
また最近では、玄関収納内にコート掛けを用意する例も増えています。
帰ってきてすぐ、羽織っていた上着を掛けることができるので、外の汚れやウイルスを室内に持ち込まなくてすむのが良いですね。
画像出典:https://www.suumocounter.jp/chumon/
ファミリー玄関
ファミリー玄関とは、家族用のサブ動線がある玄関です。
画像出典:https://kurashi.cleverlyhome.com/
家族用と来客用で玄関の動線を分けることで、来客用の玄関を常に綺麗な状態でキープできるのが人気の理由のようです。
デメリットとしては、動線が増える分、より大きな玄関スペースが必要になります。
ただいま手洗い
ただいま手洗いとは玄関近くに設置する手洗いスペースです。
帰ってきてすぐ手洗いする習慣は、コロナ禍以降で更に大事になった習慣の1つですね。
画像出典:https://www.sekisuiheim.com/
帰宅動線上に手洗いがあることで、子供も自然と手を洗う習慣が身に付きますし、また朝など家族の支度が重なる時間帯では、サブの洗面として活躍することもあるそうです。
一方のデメリットとしては、洗面設備は配管工事がセットで必要なので、施工費が追加でかかる点に注意ですね。
ランドリールーム
ランドリールームとは、洗濯に関する家事をするための部屋です。
洗濯機やアイロン台、収納を備え、洗濯に関する家事をまとめて行うことで家事効率がアップします。
画像出典:https://asahigloval.co.jp/
ベランダや庭などの洗濯物を干すスペースと隣接させて、洗いから仕舞いまでの動線を究極的に短く工夫した間取りがSNSでも人気を集めています。
ファミリークローゼット
ファミリークローゼットは家族全員分の収納スペースがそれぞれあるタイプのウォークインクローゼットです。
収納のあり方は、昭和から令和にかけて最も大きく変化してきた仕様の一つかもしれません。
昔は収納といえば「押し入れ」や「タンス」でした。
その後、住まいの洋式化や、畳む手間が不要といった理由で、より広い収納空間の「ウォークインクローゼット」が主流になり、そして最近、それが更に進化して、上で紹介した「ファミリークローゼット」と呼ばれるスタイルが登場しました。
個々のパーソナルスペースがあることで、衣服の置き場が明確になり、結果、衣服を探すことがなくなって使い勝手がよくなるそうです。
また下の間取り事例のように、家族全員が使うことから、リビングやランドリールームに併設させる間取りが人気です。
家族全員のスペースがそれぞれあるので、せっかくなら、自分の服はそれぞれ自分で整理して仕舞うようルール化しても面白そうですね。
子供の時から実践すれば自律性が養われますし、自分のスペースを好みにいろいろとアレンジできる楽しみもありそうです。
”いまどき”を感じる良い間取りですね。
ベランダレス
ベランダレスとは、その名の通り、ベランダの無い家のことです。
ひと昔前まではベランダはあって当たり前で、これを聞いて驚かれる人もいるかもしれません。
実は私も驚いた1人です。
というのも、なんなら 洗濯物を干す場所=ベランダ すら思っていたので
ベランダがない⇒洗濯物を干す場所がない⇒生活できない!?
みたいな図式が、知らず知らずのうちに頭の中に出来上がっていたのかもしれません。
しかし最近は、アレルギー対策や防犯対策といった理由から部屋干しオンリーの人がじわじわと増えているそうです。
乾燥機の性能が進化したことも一因かもしれません。
そうであれば、確かに「ベランダで何するの?いる??」みたいな思考回路になってもおかしくないですね。
ベランダは作るときはもちろん、定期的なメンテナンスにも費用がかかりますから、上記のように特に使用目的が無いのであれば、思い切って無くしてしまうのも時代なのかもしれません。
パントリー
画像出典:https://www.mutenkahouse.co.jp/
「食糧庫」の意味を持つパントリーですが、歴史を辿ると元々はフランスでパン保存庫を意味する”paneterie”が源流で、貴族に仕える世話人が食糧を管理するための小部屋だったそうです。
その後、技術の進歩で冷蔵、冷凍庫が登場し、食料の保存や維持の手間が減ったことで、こういったパントリー文化は、欧米でも縮小していったそうです。
しかし近年、更に技術が進歩し、常温でも長期間、食材が長期保存できるようになりました。
また生活面でも、効率よく食品を購入する”買い溜め”文化が広まったことで、再び食糧保存庫としてのパントリーのニーズが、日本だけでなく欧米でも高まっているようです。
パントリーはキッチンの隣に配置するのがセオリーですが、おすすめは玄関土間収納とも繋げてしまうことです。
画像出典:https://iemaga.jp/essay_mama/vol05/
このようにすることで、買ってきた食品をすぐにパントリーに仕舞うことができ、家事の効率を更にあげることができます。
また、冷蔵庫やレンジをパントリー内に設置する事例もあります。
生活感のでる家電を隠すことで、キッチンがよりお洒落に見えるようになるそうです。
パントリースペースが十分に取れるのであれば、検討してみてください。
アイランドキッチン
アイランドキッチンとは、キッチンを壁から離れた独立し、部屋の中央に配置したキッチンのことを指します。
キッチンをLDKの真ん中におく対面キッチンの一種で、おしゃれなデザインや開放感があり人気のようです。
メリットはキッチンの四方全てからアクセスできるので、家族で一緒に調理する時や、ホームパーティーをする時など、大勢が同時にアクセスする時に威力を発揮します。
デメリットは、両側に動線がある分より大きいキッチンスペースが必要なこと、キッチンが丸見えで散らかっていると見栄えが悪くなること、そしてキッチンユニット自体が独立なので金額が高価であることなどが上げられます。
書斎(ワークスペース)
書斎もコロナ禍以降、人気の間取りの1つですね。
画像出典:https://www.toyotahome.co.jp/
これまでも多くの男性のマイホームで憧れでもありましたが、様々な事情でなかなか実現しにくい間取りの1つでもありました。
しかしテレワークが一般化した今、書斎はワークスペースとして新たな地位を築きつつあります。
特に、在宅勤務をしながらリビングの様子を伺える、リビング併設の間取りが子育て世代を中心に人気のようです。
キッチンも近いと、飲み物なども取りに行きやすいですし、意外とよいのかもしれません。
一方で個室として周りと隔離されていないと、オンライン会議などでは少しやりにくいかもしれません。
自分の生活にあった間取りを選択することが大事ですね。
まとめ
以上、マイホームの人気仕様まとめ(間取り編)ということで9つの間取りを紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか。
家事の手間を減らす合理的な間取りや、コロナ禍に対応した間取りがやはり人気のようです。
どれも採用すると生活の質が向上しそうな良さそうなものばかりだったかと思います。
今回の記事が、みなさんの家づくりの参考になれれば幸いです。
それでは、今回はここまでにしたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき大変ありがとうございました。
よろしければ他のテーマの記事も読んでいってください。