こんにちは、ぴーぴーまんです。
今回も引き続きマイホームの人気仕様まとめを記事にしていこうと思います。
インスタやYoutubeなどで話題の仕様をまとめ、またデメリット含めて解説しています。
”間取り”、”設備”、”内装”、”施主支給”の4つのテーマで、それぞれ記事を分けて紹介しており、今回のテーマは内装です。
住まいの細かな仕様の紹介にはなりますが、QOL(クオリティオブライフ)向上につながる仕様ばかりですし、内装仕様メインですので、実は建築後のリフォームでもできるものがほとんどです。きっと気に入った仕様も見つかるかと思います。
是非、最後まで読んでいってください。
それでは早速、本題に移ります。
ダウンライトの調光・調色機能
1つ目はダウンライトの調光・調色機能です。
ここで言う調光・調色とは光の明るさや色彩を調節することで、その機能を持ったダウンライトのことを指します。
白く明るい昼白色の光は、緊張感や集中力を高める効果があり、事務作業などに適しています。
一方でろうそくのような、淡い暖色系の光にはリラックス効果があると言われています。
画像出典:https://sumai.panasonic.jp
調光・調色機能があることで、その時々の気分や用途に合った光を選択することができますね。
そういった特徴からも、例えば寝室など横になる機会が多い部屋では、調光機能はあったほうが良いのかもしれません。
キッチンの下り天井
下り天井とは普通の天井高よりも部分的に低くなっている天井のことです。
梁や配管などの設備を隠すために採用する場合もありますが、最近では下り天井部分の色や素材を変えたり、照明を設置したりなど、デザインの工夫として採用する例が人気です。
キッチンの下り天井も同様で、空間のアクセントとして、LDKを広く、お洒落に見えるような効果が期待できます。
画像出典:https://www.toyotahome.co.jp/
特にオープンキッチンの場合は、下り天井の天井上をグリルダクトの配管スペースとしても活用できますから相性が良いですね。
なお、天井の平均的な高さは、2,400㎜~2,500㎜ですので、下り天井にすると2,200mm程度の天井高になるかと思います。
背の高い方は、もしかすると圧迫感を感じる高さかもしれません。
検討されている方は、実際に2,200mmがどれくらいか体感しておくことをおすすめします。
また費用は、一般的に30万円〜50万円程度するようです。
アイアン階段
アイアン階段とは、手すりや踏み板の素材がアイアン製、つまり鉄でできた階段のことです。
素材強度があるため補強材が要らず、シンプルでスタイリッシュな、デザイン製の高い階段にすることができます。
画像出典:https://www.toyotahome.co.jp/
素直にインテリアとしてお洒落ですし、視線が抜けることから空間が広く見える効果もあります。
デメリットは、費用が高いことです。
特注になれば階段一つで100万円を超えるのも珍しくありません。
また隙間があるので、足を踏み外したり、物を落下させたりする危険もある点にも注意が必要です。
事故が起きてからでは遅いので、アイアン階段を設置する場合は、事故防止の対策もセットでしっかりする必要がありますね。
小上がり和室
小上がり和室とは、床面から1段上がった和室になります。
リビングの1角を和室にした際の採用事例が多く、1段あげることで、空間の区切りになって広く見せることができる視覚的なメリットがあります。
また、段差に腰をかけて座るスペースとしても活用できますね。
画像出典:https://www.homepro.jp/wafu/wafu-basic/2529ca
さらに段差下は収納スペースとしても活用できます。
デメリットとしては、ロボット掃除機で一度に掃除ができないといった点がSNSにあげられていました。
また、下り天井同様、有効天井高が低くなるの点には注意してください。
採光用の階段窓
階段窓とは、建物の階段に配置された窓のことです。
階段窓は、階段を照らすだけでなく、家の内部まで自然光を取り込む効果が期待できます。
通風としても活用する場合は開け閉めできた方が良いですが、個人的には、価格も安く、断熱性能も高い、FIX窓と呼ばれる固定窓で十分かと思います。
また外部からの視線が気になる場所では、窓をすりガラス仕様にすることも忘れないようにしてください。
最近は、断熱性や経済性を優先させるあまり、窓を減らす事例をよく聞きます。
もちろん断熱性も、経済性も、マイホームにとって大事な要素には違いありませんが、固執しすぎるあまり、窓が少なくて薄暗い、居心地の悪い環境になってしまっては本末転倒です。
採光や通風といった窓本来の役割も忘れず、総合的に判断していきたいですね。
エコカラット
エコカラットとはLIXILが販売している内装用タイル壁材の1種です。
画像出典:https://www.lixil.co.jp/lineup/tile/ecocarat/
「多孔質セラミック」とも呼ばれていて、その名の通り表面に数多くの無数の孔(あな)が空いております。
※孔のサイズは1ナノメートル(1mmの百万分の1)ととても小さく目には見えません。
この孔が、湿気を吸収、放出して室内の湿度を最適に保ってくれる「調湿機能」の役割を果たすようです。
またペットなどの匂いやホルムアルデヒトという有害物質も吸着してくれるみたいです。
様々な模様や柄で発売されていますが、どのデザインもよく、またタイル特有の重厚感もありますので、採用すると部屋に高級感がでますね。
機能も見た目も嬉しい商品です。
価格は、施工費込みで1平方メートルあたり2万円程度で、一般的なタイル内装材とほぼ同額で採用できそうです。
お金さえあれば玄関やキッチン、トイレなど、あちこちで採用したいですね!(お金さえあれば…)
ルンバ基地
ルンバ基地とは掃除ロボットの充電スペースのことです。
家庭用自動掃除ロボットとしてはiRobotのルンバが有名ですので、そのような名前がついていると思われます。
収納や階段下に充電用コンセントやそこまでの掃除ロボットの動線を用意し、専用の待機スペースとして建築当初から計画しておきます。
画像出典:https://roomclip.jp/mag/archives/59319
掃除ロボットは存在感もあり、置き場に困ることが多いですが、最初から対策しておくことで、無理なく掃除ロボットの存在感を消してくれます。
コツは少し大きめに作って置くことです。
今後、高機能化に伴って大型化が予想されるためです。
存在を隠し、生活感を隠すことで、お洒落な空間作りに1役かってくれます。
まさに10年前には考えられない今どき仕様ですね!
ちなみに、ルンバ基地に関わらず、収納内にはコンセントを必ず1つは付けておくことをおすすめします。
他の家電の充電スペースや、Wi-fiルータ置き場など、新たな家電は増えるばかりですので、準備しておいて損はないと思います。
まとめ
以上、マイホームの人気仕様まとめ(内装編)ということで、いくつか内装に関わる仕様を紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか。
気になる仕様や、採用したい仕様はありましたでしょうか。
冒頭にも述べた通り、今回紹介したものに限らず、内装仕様の変更は建築後のリフォームでも対応できることが多いです。
どうせやるのであれば、早くやればやるほど、そのメリットを享受できますから、是非、前向きに考えていっていただければ良いのかなと思います。
今回の記事がみなさんの住まい作りの参考になれば嬉しいです。
それでは、今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただき大変ありがとうございました。
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