住まい

ハウスメーカーから値引きを引き出すコツ

こんにちは。ぴーぴーまんです。

今日は「ハウスメーカーから値引きを引き出すコツ」について紹介していきたいと思います。

人生最大とも言われるマイホーム、少しでもお得に買いたいですよね。

しかし値切りすぎて欠陥住宅になるリスクが上がるのも怖いし、そもそも、そういった交渉自体がニガテという方も多いですよね。

私もそうでした

今回はそんな方々向けに、私が家づくりを通して学んだ、値引きを引き出すコツについて紹介したいと思います。

これからマイホームを購入される方に参考にしていってほしい内容です。是非最後まで読んでいってください。

それでは早速、本題にいきましょう。

ハウスメーカーから値引きを引き出す5つのコツ

 

1.キャンペーンをうまく活用する

1つめはキャンペーンをうまく活用する、ということです。

多くのハウスメーカーでは、ほぼ1年中、様々な販促キャンペーンを実施しています。

そうすると、「じゃあ、いつ買っても同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はそうでもないようなんです。

通年、同じようにやっているように見えても、実は、中身は微妙に異なり、値引き額もまた微妙に異なったりしています。

ですので、この相場を把握することが大事になります。

おおよそ1年くらいかけて気になるハウスメーカーを見ていると、「このキャンペーンはお得だな」とか、反対に「あんまりだな」とかがわかるようになってきます。

じっくり時間をかけることが大切です

そうすることで、他のハウスメーカー含めてキャンペーンの値引き相場をおおよそ知ることができ、その一番、お得だと感じるタイミングでエントリーすることができれば、有利な条件で交渉をスタートさせることができます。

またハウスメーカーによっては、メーカーと販売会社を別に分けるディーラー制と呼ばれる仕組みをとっている会社もあります。

例えば、私が購入したトヨタホームもそうで、販売会社として13社、特にお膝元の中部地区では何と6社もの販売会社が鎬を削っています。

実はこうした販売会社も独自のキャンペーンを開催しており、ハウスメーカーのキャンペーンと併用が可能な場合があります。

そういったキャンペーンをうまく掛けわせることで、よりお得な条件でマイホームを購入できるようになるという訳です。

勿論、紹介キャンペーンなども上手に活用するのも言わずもがなです。

2.相手の事情を伺う

2つ目は、相手の事情を伺う、ということです。

相手の事情を知ることで、価格交渉を優位に進められる可能性があります。

例えば、いわゆる決算期は住宅業界に限らず、値引きを引き出し安いと言われています。
これは、企業側としては在庫を減らすと資産ではなく、原価として決算に計上でき、税負担が抑えられるため、多少、売値を下げてでも売ってしまった方が、トータルはお得だからです。

また自分が建てたトヨタホームの分譲地でも、公開後しばらく経った物件は500万円ほど値下げされていた例を見ました。

これもきっと相手側に「早く売りたい」という気持ちが働いた結果かと思います。

このように、相手の事情を知り、相手の「売りたい」気持ちがより高いときに交渉を進めることができれば、より優位な条件で物件を購入できそうですよね。

例えば、いわゆる閑散期を狙うというのも1つの手です。

不動産には閑散期と呼ばれる時期があり、そこはどうしてもお客さんが少なくなるので、買い手有利になりやすいと言われています。


また他にも、営業マンと良好な関係を保つのもいいと思います。

内部の事情を一番よく知っているのは営業マンな訳ですから、仲良くなればもしかしたら情報を教えてくれるかもしれませんね。

3.複数社で競合させる

3つ目は、複数社で競合させる、ということです。

いわゆる「相見積もりをとる」というやつですね

これは価格交渉を優位に進める上での常套手段であり、マイホームを購入する際も例外ではありません。

ただ住宅購入時ならではの注意点もあります。

まず1つ目は、土地を購入する場合は「建築条件付き土地」ではないか注意することです。

「建築条件付き土地」とは、建てる建築業社が指定されている土地です。

ですので、その土地を購入すると相見積もりを取ることができません。

同じ土地で複数社による相見積もりを取りたい場合は、その土地が建築条件付きではないかチェックするようにしましょう。

そしてもう一つは、相見積もりをする際には、見積もり条件を揃えることです。

こちらから提示しないと、各条件が揃うことはまずなく、公平な比較ができない=値引き交渉に繋げられなくなります。

例えば「キッチンやトイレなどの水回りはベーシックグレードで統一してもらう」、「建坪と階数は指定する」、「外壁はサイディング材を使う」など、あらかじめこちらからある程度は見積もり条件を指定して土台を揃えてやる必要があります。

当たり前に感じるかも知れませんが、ハウスメーカー側も、競合を避けるために、色々な手を駆使してきます。

勿論、見積もり書も一目では単純比較出来ないようになっています。

相手の術中にハマらないようにこちらも注意して交渉を進めていきたいですね。

4.合理的に値下げをお願いする

4つ目は、合理的に値下げをお願いする というテクニックです。

例えば「できる限り安くしてください!」とか「ここから300万円引いてくれたら買います!」などといってもなかなか、値引きを引き出せないことってよくありますよね。

また、無理に値下げを迫って、関係性が悪くなってしまうのも嫌ですよね

そんな時の1つの方法として、ちゃんとした理由をもって、合理的に値下げをお願いしてみるという方法があります。

例えば、

「外構費用の予算どりが150万円となっているが、自分の外構プランでは恐らく300万円くらいになると思う。しかしこれでは予算オーバーだが、何とかならないだろうか」

とか

「せっかくの注文住宅。料理好きな妻の為に、いいグレードのキッチンをいれてあげたいが、すでに現時点で予算越えでその余裕がない。何とかならないだろうか」

などです。

ここで重要なのは、真実を具体的に話すことと、条件が合えば購入したいという熱意を相手に伝えることです。

相手が良心的な営業マンであれば、熱意をちゃんと相手に伝えることで、きっと何かしらの形で答えようとしてくれると思います。

そしてもし要求に応じてくれた時は、金額大小によらず、感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしないといけませんね。

5.焦らずに契約しない

5つ目は、焦らずに契約しない ということです。

契約書を目の前にすると、ついつい焦って契約をしてしまうことがあります。

またこちらが焦っていなくても、相手のペースに乗せられて契約してしまうことがあります。

しかし、住宅購入は何千万円もする大きな契約です。

本当に納得するまでは決して印を押すべきではないですよね。

頭ではわかっていても、なかなか実行するのは難しいです

そこで私のおすすめは、仮に金額や条件に納得していたとしても、必ず一度は保留して契約書を持ち帰る ということです。

そして冷静になって、契約書に目を通し、万一にもおかしな記述がないかをチェックすべきかと思います。

その上で、問題なければ契約に進んでも決して遅くはないというのが私の考えです。

また営業マンも、交渉が長引くほど契約率が下がることを知っていますから、もしかしたら次回に追加の値引き提示をしてくるかもしれません。

焦らずに契約しない、ということを是非実践してみてください。

まとめ

まとめです。

「ハウスメーカーから値引きを引き出すコツ」ということで5つのコツを紹介してきました。

いかがでしたでしょうか。

人によっては、当たり前の話ばかりだったかもしれませんが、いざ当事者の立場になると、気分が高揚したり、緊張したりでなかなか上手くいかないこともよくあると思いますので、改めて意識してみるのも良いかと思います。

焦らずゆっくりと時間をかけて計画的に行動してみてください。

それでは本日はこの辺で記事を締めくくりたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回の記事が、みなさんのより良い住宅購入の助けになれればうれしいです。

よろしければ他の記事も読んでいってください。

どうもありがとうございました!