太陽光発電を設置してから毎年恒例となった年間実績の公開です。

この記事では、トヨタホームで建てた我が家の2023年・太陽光発電の年間実績をすべて公開します。発電量・自家消費・売電額・節約効果に加え、2022年との比較と愛知県の日照条件を踏まえた考察もお届けします。

※2022年の実績はこちら→【2022年 我が家の太陽光発電 結果

我が家の太陽光発電システムの仕様

まず前提として、我が家のシステム概要を確認します。2022年から変更はありません。

項目 内容
メーカー シャープ
タイプ 屋根置き型
発電容量 3.26kW
設置場所 南側屋根のみ
立地 愛知県(東海地方・日照条件に恵まれた地域)

2023年の年間発電量

実績:4,350kWh(年間平均値比+204kWh)

2023年の年間発電量は4,350kWhでした。

過去の実績をもとにした年間平均発電量は約4,146kWhのため、204kWh・約5%上回る結果となりました。

大きな特徴は夏の明暗です。6月は梅雨の影響で発電量が落ち込んだ一方、7〜8月は記録的な猛暑による豊富な日照で大きく伸びました。

月別発電量

発電量(kWh) 自家消費(kWh) 売電(kWh)
1月 327 133 194
2月 344 106 238
3月 400 114 286
4月 388 105 283
5月 415 155 260
6月 312 172 140
7月 432 225 207
8月 407 250 157
9月 347 216 131
10月 367 98 269
11月 303 140 163
12月 308 108 200
合計 4,350 1,822 2,528

7月が432kWhで年間最高を記録。2023年の夏は全国的に記録的な猛暑となり、愛知県でも連日35℃超えが続いたことが、高い発電量につながりました。反面、6月は312kWhと年間最低に。梅雨の雨量・曇天が多く、発電の落ち込みが目立った月でした。

自家消費と売電の内訳

区分 電力量 割合
自家消費 1,822kWh 約42%
売電 2,528kWh 約58%

発電量の約42%を自宅で消費し、残りを売電しました。夏の自家消費が特に多く、7月・8月はそれぞれ225kWh・250kWhとなっています。記録的猛暑でエアコンをフル稼働させた影響が色濃く出ています。

2023年の経済効果:節約額は約10.6万円

電気代の節約額:105,731円

2023年の条件は以下のとおりです。

  • 買電単価:31.67円/kWh(年間平均)
  • 売電単価:19円/kWh(固定価格買取制度・FIT)

この条件のもと、2023年の電気代節約効果は105,731円となりました。

2022年との比較・考察

年間サマリー比較

項目 2022年 2023年 差分
年間発電量 4,307kWh 4,350kWh +43kWh
自家消費量 1,589kWh 1,822kWh +233kWh
売電量 2,718kWh 2,528kWh −190kWh
自家消費率 約37% 約42% +5pt

発電量はほぼ同水準。夏の日照が明暗を分けた

年間発電量は2022年の4,307kWhに対し、2023年は4,350kWhとわずかに上回りました。ただし月別で見ると、2つの年で大きな逆転が起きています。

  • 6月:312kWh(2022年:392kWh、−80kWh) 2022年は梅雨入りが遅く晴天が多かった一方、2023年は梅雨前線が愛知にもかかり雨の日が多くなりました。気象庁のデータでも、2023年の東海地方の梅雨期間は日照時間が平年を下回っています。
  • 7月:432kWh(2022年:368kWh、+64kWh) 2023年7月は東海地方でも観測史上最高クラスの気温を記録。連日の猛暑・快晴が発電量を大幅に押し上げました。
  • 8月:407kWh(2022年:367kWh、+40kWh) 猛暑は8月も継続。この2ヶ月の貯金が、6月の落ち込みを補って年間トータルをプラスに持っていきました。

愛知県は全国的にも日照時間が多い地域ですが、梅雨の長短・猛暑の強弱が年間発電量を大きく左右することがこの比較から改めてよくわかります。

自家消費が増えた理由:2023年の記録的猛暑

自家消費量は2022年の1,589kWhから2023年は1,822kWhへ、+233kWh(+15%)と大幅増となりました。自家消費率も37%→42%へ上昇しています。

最大の要因は夏のエアコン使用時間の増加です。2023年夏は熱中症警戒アラートが連日発令されるほどの猛暑で、エアコンを長時間稼働させる日が増えました。太陽光が最も発電している真昼にエアコンを使うことで、自家消費が自然と増える構造になっています。

売電は減りましたが、「自分で使って電気代を浮かせる」という観点では、自家消費の増加は決してマイナスではありません。今後も夏の猛暑が続くなら、蓄電池との組み合わせで昼間の余剰電力を夜間に回す仕組みも、ますます有効になってくると感じています。

まとめ:2023年も安定した発電実績

  • 年間発電量:4,350kWh(年間平均値比 +204kWh)
  • 自家消費:1,822kWh / 売電:2,528kWh
  • 節約効果:105,731円
  • 6月は梅雨で苦戦したが、7〜8月の記録的猛暑が発電量を大きく補った
  • 自家消費率は前年比+5ptの42%に上昇(猛暑によるエアコン増加が主因)

2023年も10万円を超える節約効果を達成できました。愛知県は太陽光発電に適した立地であることを、2年連続の実績で実感しています。

今後の課題は蓄電池の導入です。自家消費率がさらに上がれば、電気代の上昇にも強い家になります。引き続き実績を公開していきますので、ぜひ参考にしてみてください。