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除湿機のすすめ

こんにちは。ぴーぴーまんです。

今日は、除湿機について紹介していきます。

除湿機の活用方法やそのメリット、私のオススメの除湿機などを紹介していますので、是非 最後まで読んでいってください。

それでは早速始めていきます。

除湿機のすすめ

除湿機とは

除湿機とは、その名の通り、部屋の湿度を下げる電化製品です。

いきなりですが、下のグラフをご覧ください。

画像出典:https://www.daikin.co.jp/school/electricitysaving-winter/challenge05

これはダイキン工業のホームページからの引用していますが、人は湿度40%〜60%がちょうどいい領域と言われており、それより高すぎても低すぎても健康に悪影響を及ぼします。

湿度が高すぎる時には、除湿機を使って部屋の湿度を下げる必要があります。

(反対に湿度が低すぎる時は、加湿器をつかって湿度をあげる必要がありますね)

一方、こちらのグラフは年間の平均湿度の推移です。

これらから、日本では特に夏場において湿度が高く、除湿機を使う必要がるといえそうです。

冬場も意外と湿度が高く見えるのは、これが相対湿度だからです。気になる方は次項を読んでみてください

「相対湿度」と「絶対湿度」

ここで、少し本題とずれますが、「相対湿度」と「絶対湿度」について紹介したいと思います。

(知っている方や興味のない方は次項まで飛ばしてください)

普段、我々がニュース等でよく聞く「湿度〜%」とは、正確には「相対湿度」になります。

実は空気に溶けこむことのできる水分の最大量(飽和水蒸気量といいます)は温度によって異なり、例えば同じ湿度50%でも10℃の空気と、25℃の空気では含まれている水分は倍以上も違います。

画像出典:https://weathernews.jp/s/topics/201810/190155/

「絶対湿度」とは、いま実際に空気に含まれている水分量を表示しており、温度に影響されません。

なので、真に空気中の水分を計測したい場合は「相対湿度」より「絶対湿度」で測る方が適しており、前項で紹介した、人が快適に過ごせる(相対)湿度40%〜60%は温度25℃付近の話しをしており、絶対湿度で言えば約10g/m3〜15g/m3が目安になります。

仮に気温10℃、相対湿度40%では、絶対湿度3.8g/m3であり、空気中の水分量がかなり少ない状態です。

そんな環境で過ごしていたら皮膚はカッサカサ、喉はガラガラで風邪をひいてしまうかもしれません。

つまりは、繰り返しですが、湿度を測る時は「絶対湿度」を測るほうが良いという話です。

絶対湿度を表示できる湿度計ってあんまり売ってないんですよね…

除湿機のメリット

ここからは除湿機のメリットについて触れていきたいと思います。

除湿機のメリットその①は、カビの発生を抑えることができる点です。

カビは、温度が20℃~35℃くらい、湿度が80%になると、生えやすい環境になるといわれています。

カビは様々な疾患を引き起こす元凶で、直接触れたり、空気中に飛散している大量の胞子を吸い込むと人体に害をもたらします。

気管支喘息、アレルギー、鼻炎などのアレルギー疾患は、空中に浮遊しているカビの胞子を吸い込んで発生しますし、白癬(はくせん)菌というカビが、水虫、たむし、いんきん、しらくもなどの皮膚病もカビが原因であることが知られています。

カビの発生を抑えることは、家族が健康的に家で過ごす上でとても大切なことなのです。

カビは水回りや、収納内など湿度が比較的高くなりやすい場所に発生しやすく、中でもエアコンの内部にカビはよく発生します。

夏の冷房運転中、エアコン内部は結露によって湿度が高い環境にさらされます。
部屋の空気中の水分量が多ければ多いほど、多量の結露水がエアコンに発生し、長時間高湿度の環境にさらされカビが発生していきます。

除湿機を使って部屋の湿度を下げておくことで、湿度の高い場所を生みにくく、カビが発生しにくい環境をつくることができます。

除湿機のメリットその②は、部屋の温度を下げすぎずに済むという点です。

電化製品にお詳しい方などは、「エアコンの除湿機能(ドライ)を使えば除湿機が不要なのでは」と思った方も多いと思います。

確かに、エアコンの除湿機能で湿度は下げることができますが、その多くが「弱冷房」運転を実施している状態なので、運転を続けるほど部屋の温度が下がっていきます。
(一部の高価格帯機種では再熱装置がついており、温度の下りすぎを防ぐ機能がついているものもあります)

そのため、室温が下がりすぎてしまって、いわゆる「冷房病」などの体調不良の原因になったり、室温を下げないようにして返って湿度が上がってしまう「湿度戻り」といった現象が発生し、結果、思うように除湿できなかったりすることがあります。

エアコンと除湿機を併用することで、室温を下げすぎることなく湿度だけを下げていくことが可能です。

個人差はあると思いますが、一説では室温28℃、湿度40%で最も快適度合いが高くなるという研究結果もあるようです。

除湿機のデメリット

いいことが多い除湿機ですが、デメリットもいくつかあります。

簡単に紹介すると、電気代がかかること、動作音がすること、装置が邪魔なこと、排水の手間があることです。

例えば後ほど紹介する、私おすすめの除湿機ですと以下のような感じになります。

・定格消費電力:130W(1時間で3円くらい)
・動作音:36dB(冷蔵庫と同じくらい)
・タンク容量:2L(最短6時間で満タンくらい)

これぎらいでは個人的には特に大きな不満はありませんが、強いて言うなら、もう少し、タンク容量が大きいといいかなと思います。

実は1階と2階とで2台の除湿機を運用しているので、夏場は1日数回、水を捨てるのが面倒といえば面倒です。

おすすめの除湿機

最後に私のおすすめの除湿機を紹介して終わりたいと思います。

それはbianca+(ビアンカプラス)さんのコンプレッサー式除湿機で、楽天から購入することができます。

 

実際に私も使っているのですが、まずデザインがお洒落でいいですよね。
量販店で見かける除湿機は、いかにも電化製品みたいな見た目をしていますが、これであれば部屋に置いてあっても生活感があまりでずにいい感じです。

またキャスター付いているなど、実際の使用シーンを想定した気の利く設計になっているのも嬉しいポイントです。

能力も十分で、毎回タンクに溜まる水の量をみて、「どこにこんな水があったんだ」と驚くぐらいです。

加えて、比較的、消費電力の低いコンプレッサー式なので、静かで省エネなのも嬉しい点です。

コンプレッサー式とは、冷媒をコンプレッサー等で圧縮や減圧を繰り返すことで、冷媒の相移動の際に発生する熱のやり取りを利用して、冷却した冷媒を作り出し、そこに結露させることで除湿させる仕組みです。

除湿方式の違いによる差は下の比較表を参考ください

画像出典:Panasonic 【衣類乾燥除湿機】除湿方式の違いと特徴

値段に関しても、他の除湿機と比べてもリーズナブルなので、是非検討してみてください。

 

それでは、本日の記事はここまでにしたいと思います。

みなさんの暮らしの向上に少しでも役立てれば幸いです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

よろしければ他の記事も読んでいってください。

どうもありがとうございました!