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【衣類乾燥機の選び方】乾太くん vs ドラム式洗濯乾燥機|後悔しない選択のコツを解説

こんにちは、よぱたぬです。

「衣類乾燥機って結局どれがいいの?」と悩んでいませんか? 我が家でも家づくりの際に、リンナイのガス衣類乾燥機『乾太くん』を導入するかどうか、かなり悩みました。

最終的にはドラム式洗濯乾燥機を選んだのですが、いま思えば両者の違いや特徴をしっかり比較した上で選べたことが、後悔のない選択につながったと思っています。

今回は、そんな我が家の体験をもとに、「乾太くんのデメリットとメリット」「ドラム式洗濯乾燥機との比較ポイント」「実際に選んだ理由」などをわかりやすくまとめてみました。

乾燥機選びに悩んでいる方に、きっと参考になるはずです。ぜひ最後までお付き合いください

「乾太くん」とは?

まずは、「乾太くん」ってそもそも何?という方のために、簡単にご紹介しておきたいと思います。

乾太くんは、ガス機器メーカーのリンナイが販売している“家庭用のガス衣類乾燥機”です。
都市ガスまたはプロパンガスを使って、洗濯物を一気にカラッと乾かしてくれるスグレモノ。

特に人気の理由は、やっぱり「乾燥スピード」と「パワー」。
梅雨や花粉の時期でも天候に左右されず、洗濯物がふんわり仕上がるということで、SNSなどでも評判の高い家電です。

なお、家庭用の乾燥機といえば「乾太くん」以外にも、ドラム式洗濯乾燥機という選択肢がありますよね。
次の章からは、そのドラム式とも比較しながら、それぞれの特徴を見ていきたいと思います。

📸 画像引用:リンナイ 公式サイト

ガス式衣類乾燥機とドラム式洗濯乾燥機の違いは?

ここからは、「乾太くん」に代表されるガス式衣類乾燥機と、一般的なドラム式洗濯乾燥機の違いについてご紹介していきます!

まず大きな違いは、動力源機能の構成です。

  • ガス式衣類乾燥機は、都市ガスやプロパンガスを燃料にして“乾燥だけ”を行う専用機。

  • 一方のドラム式洗濯乾燥機は、電気で動作し、洗濯から乾燥までを1台で完結できる“オールインワン型”です。

それぞれの特徴をざっくりまとめると👇

種類 動力 主な機能 特徴
ガス式衣類乾燥機 ガス(都市ガス・プロパン) 乾燥専用 パワフル・速乾・洗濯機とは別に必要
ドラム式洗濯乾燥機 電気 洗濯+乾燥 1台完結・省スペース・乾燥力はやや弱め(※改善傾向)

調べてみると、数年前までは「電気式の乾燥機は時間がかかるし、乾きムラもある」という声が多く、乾燥機=ガス式というイメージが一般的だったようです。

でも最近は、ヒートポンプ式などの新しい技術が搭載された電気式のドラムも増えてきていて、使い勝手もかなり進化しています✨

「ガスか電気か」だけでなく、「洗濯と乾燥を別にするか、一体にするか」という視点でも選び方が変わってくるので、ライフスタイルに合わせたチョイスが大切ですね。

ドラム式洗濯乾燥機の進化がスゴい…!

ここからは、私自身も導入しているドラム式洗濯乾燥機についてお話ししていきたいと思います!

以前は「電気式の乾燥機は時間がかかるし、電気代も高い」なんて声をよく耳にしました。
私も最初はそんなイメージを持っていたんですが……今のドラム式は、想像以上に進化しているんです✨

その最大の理由が、「ヒートポンプ」という技術の進化。


✅ ヒートポンプってなに?

ちょっと難しそうな名前ですが、ざっくり言えば、エネルギーをとても効率よく使って、空気をあたためたり冷やしたりする技術です。

実はこのヒートポンプ、私たちの生活の中にもたくさん使われています。

  • エアコン(冷暖房)

  • エコキュート(電気給湯器)

  • 冷蔵庫

などなど、「空気や水の温度を調整する機械」にはだいたい入っているイメージですね。

最近はこの技術の小型化・高性能化が進み、なんとドラム式洗濯乾燥機にも搭載されるようになってきました!


✅ 電気代も、乾燥時間も、大きく改善!

ヒートポンプ式を採用した最新モデルでは、以前の電気式に比べて乾燥時間が短く、電気代も大幅に安いのがポイント。

実際に「乾太くん」と比較したグラフを見ても…

項目 乾太くん(6kg) ドラム式(ヒートポンプ)
乾燥時間 約60分 約98分(Panasonic NA-LX129C)
光熱費(1回) 約83円(ガス代) 約28円(電気代)

※出典:リンナイ・パナソニック 公式サイトより

乾燥スピードではまだ乾太くんに軍配が上がるものの、電気代はむしろドラム式のほうが安くなるケースもある、というのはちょっと意外ですよね。


📝 注釈
上記の乾燥時間や光熱費は、あくまでメーカー公表値や一般的な使用条件に基づいた一例です。
実際の乾燥時間やコストは、使用環境(外気温・湿度など)や契約している電力・ガス会社の料金プランによって変動しますので、参考値としてご覧ください。


✅ 昔のイメージは、もはや過去の話!

かつては「電気式=乾かない・電気代が高い」という印象が強かったと思いますが、今やそれは完全に昔の話です。

特に、毎日使う家電として考えると、乾燥中の音や電力消費なども含めてトータルでの使い心地が大事ですよね。

そういった意味で、最新のドラム式は本当に優秀だなぁと、3年以上使っていて実感しています😊

✅ 実際に使って感じた!ドラム式洗濯乾燥機の“良かったところ”

ここからは、実際に私がドラム式洗濯乾燥機を使ってみて「これは良かったな〜」と感じた点を紹介していきます。

ガス式衣類乾燥機(乾太くん)と迷ったからこそ、ドラム式のメリットがリアルに感じられた気がしています。
大きく分けて、次の4つが魅力的でした👇


① 初期費用もランニングコストも抑えられる

ドラム式洗濯乾燥機は、「洗濯」と「乾燥」が一体型なので、1台で完結できる分、費用も抑えやすいです。

たとえば乾太くんを導入する場合、乾燥機本体のほかに洗濯機、専用の架台や排気管、設置工事などが必要になります。
合計で30万円以上かかるのが一般的ですが、ドラム式なら20〜30万円の価格帯で最新モデルが手に入ります。(型落ちモデルを選べば、さらに安くなることも)

さらに、1回の乾燥あたりの電気代は約28円ほどと、ガス式と比べてランニングコストも安めです。
何年も使うものなので、こうした違いは意外と効いてくるんですよね。


② 洗濯物の“移し替え”が不要でラク!

乾太くんは洗濯機とは別に設置するタイプなので、洗濯物を一度取り出して乾燥機に移す作業が必要です。

正直これ、忙しい朝や疲れて帰ってきた夜だと地味に面倒…!

その点ドラム式は、ボタンを押せば洗濯から乾燥まで“全自動”で進んでくれるので、干す手間も、移す手間もなし。
洗い終わった衣類が濡れたまま放置されることもなく、衛生面でも安心です✨


③ 省スペースでランドリールームがスッキリ!

乾太くんは洗濯機の上に設置するケースが多いですが、それでも専用の台や排気スペースが必要になります。
限られたランドリールームにとっては、意外と大きな課題だったりします。

一方でドラム式は1台にまとまっているので、場所を取らずにスッキリ
収納棚などをうまく配置すれば、空間をより有効に使えるのも大きな魅力でした。


④ 排気工事が不要!メンテナンスもシンプル

ガス式乾燥機は、ガスの燃焼に伴って出る排気を外に逃がすため、屋外への排気管設置工事が必要になります。
もちろん素人には難しく、業者に依頼するしかありません。

さらに長く使っていれば、排気管の清掃や交換のメンテナンスも発生します。

その点、ドラム式は電気式なので排気がなく、設置もメンテナンスも比較的シンプル
我が家のように「できるだけシンプルで手がかからない設備がいい」と考える方には向いていると思います😊

 

 

✅「乾太くん」のここがスゴい!ドラム式に勝るポイント

ここまでドラム式洗濯乾燥機のメリットをお伝えしてきましたが…

とはいえ!
乾燥機としての本来の実力だけで見ると、やっぱり「乾太くん」には一目置くべきポイントがあるのも事実です✨

私自身も家を建てる際に「やっぱ乾太くんにすべきだったかな…?」と本気で悩んだほど。
そんな「乾太くん」の優れている点を、改めて整理してみました。


① とにかく“乾燥が速い”!圧倒的なスピード感

まず特筆すべきは、乾燥スピードの早さです。

乾燥機なんだから、乾くまでの時間が短いに越したことはないですよね。

例えば、6kgの洗濯物を乾燥させる場合、ドラム式洗濯乾燥機では最速でも100分前後かかるのに対して、
乾太くんならたった約60分でふっくら乾燥完了!✨

この差は朝のバタバタした時間や、洗濯を何度もまわしたい休日にはとても大きく感じるはずです。


② 洗濯しながら同時に“乾燥”も進められる

乾太くんは「乾燥専用機」なので、洗濯機と同時に使えるという大きな利点があります。

つまり、洗濯機で第2弾の洗濯をまわしている間に、乾太くんで第1弾の洗濯物を乾燥中、なんてことが可能なんです!

共働きで家事にかけられる時間が限られているご家庭では、この“並行作業”がめちゃくちゃ助かるんですよね。


③ 仕上がりが“ふわふわ”で気持ちいい

これは実際に乾太くんを使っている友人からよく聞く話なのですが…

「タオルの仕上がりがふわっふわになる」と感動レベルらしいです!

ガスの高温乾燥によって繊維が立ち上がるため、ドラム式では出せないまるでホテルタオルのような柔らかさが味わえるとか。
特にバスタオルやフェイスタオルの使用感には、大きな差が出るようです。


④ 衣類に“しっかり熱”を通すことで除菌効果も◎

ガス式は電気式よりも高温で一気に乾燥させるため、衣類の除菌性能も高めなのが特徴です。

実際、リンナイの公式サイトによれば、「99.9%の除菌効果がある」という検証結果もあるそうで、
赤ちゃんや小さい子がいるご家庭、アレルギー対策をしたい方には嬉しいポイントかもしれませんね。


🔍 まとめると…

「乾太くん」は、洗濯の効率化・時短という面では、ドラム式以上に頼れる存在ですし、
とにかく早く、ふっくら、しっかり乾かしたい人には今も根強い人気があるのも納得。

「乾燥は家事の要!」という方にとっては、やはり一度は検討すべき存在だと思います😊

写真引用:リンナイ 公式サイト

💡私が「乾太くん」をやめて、ドラム式を選んだ理由

ここまで読んでいただくと、
「なるほど、どちらにもメリットがあるけど、結局ドラム式を選んだ理由は何だったの?」
と思われた方もいるかもしれません。

実際、我が家も家づくりのタイミングで「乾太くん」に強く惹かれていました。
でも最終的にはドラム式洗濯乾燥機に決定。

なぜそうしたのかというと、選ぶうえで私たちが特に重視したのが、
“乾燥機を1日に何回使うか”というリアルな生活スタイルの部分だったからです。


🔄 ドラム式は1回ごとの完結に向いている

ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥まで1台で完結できる便利さが魅力。

ただし、乾燥時間が長めなのと、乾燥している間は次の洗濯ができないので、
1日に何回も洗濯・乾燥を回す家庭にはやや不向きなんですよね。


🔥「乾太くん」は“ヘビーユース派”に向いている

一方、「乾太くん」は乾燥専用機なので、
洗濯と乾燥を同時並行で進めることが可能です。

たとえば、家族が多くて1日3回以上洗濯物を乾燥させるようなご家庭なら、
確実に「乾太くん」のほうがラクだと思います。


🧺 我が家は乾燥回数が少ないタイプ

うちは4人家族ですが、洗濯物はそこまで多くなく、
そもそも乾燥機を毎日フル稼働させるようなライフスタイルではありません

また、天気のいい日は天日干しをすることもありますし、
部屋干し乾燥と組み合わせることもあります。

だから、ドラム式洗濯乾燥機のスピード感や乾燥力でも
「これで十分だな」と感じたんです。


✅まとめ|あなたの暮らしに合った乾燥機を

今回は、ガス式衣類乾燥機「乾太くん」とドラム式洗濯乾燥機の違いやそれぞれのメリット・デメリットについて、我が家の選択をもとに紹介してきました。

正直、どちらにも優れた点がありますし、「どっちが正解」というものでもありません。

🔸とにかく乾燥スピードを重視したい
🔸毎日何回も洗濯&乾燥をまわす
🔸乾燥機を使いながら洗濯機も動かしたい

といった方は、「乾太くん」がおすすめですし、

🔹導入費用を抑えたい
🔹乾燥機を1日1回程度しか使わない
🔹省スペースで手間なく使いたい

といった方には、ドラム式洗濯乾燥機がぴったりだと思います。

我が家の場合は、日々の洗濯量や使い勝手、コスト面をふまえて「ドラム式」にしましたが、これはあくまで一つの選択肢です。

ぜひこの記事をきっかけに、ご自身のライフスタイルに合った乾燥機選びをしていただけたら嬉しいです😊

それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!