今日は工務店で家を買うメリット・デメリットについて、改めて紹介したいと思います。

この記事では:

  • ハウスメーカーと工務店の違いは?
  • 工務店で家を買うメリット・デメリットは?
  • 工務店で家を建てて後悔しないためには?

いま新しく家を検討している方には、きっと参考にしていただけると思いますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

 

ハウスメーカーと工務店の違いは?

全国に営業拠点やモデルハウスを持ち、知名度もある大手ハウスメーカーに比べて、狭い範囲で住宅の販売・建設を行っているのが工務店です。

工務店といっても会社の規模や営業スタイルはさまざまですが、総じて企業規模がハウスメーカーよりも小さいのが特徴です。

そのため、価格、間取りやデザインの自由度、工期、アフターメンテナンスなど、各分野で工務店とハウスメーカーに違いが出てきます。次の章からその違いについて詳しく解説していきます。

ハウスメーカーと工務店の違い

 

工務店で家を買うメリット

① 間取りやデザインの自由度が高い

一方でハウスメーカーの場合は、用意されたカタログの中から選んでいくのが一般的で、間取りもハウスメーカーごとに独自に定めた制約が多く、注文設計といいながら案外思い通りにいかないという話はよく聞きます。

ですので、「間取り、デザインの自由度」から工務店を選択する人は多く、あるアンケートでは全体の6割の人が「間取り、デザインの自由度」を工務店を選んだ理由として挙げたそうです。

もちろんキッチンだけでなく床材も選び取り、予算や気分に合わせて自由に変えることができるのも大きな魅力です。

② コスパが良い

ハウスメーカーで家を建てる場合と比べ、コストパフォーマンスに優れるのも工務店の魅力のひとつです。

多くの工務店には、ハウスメーカーのようなモデルハウスはなく、広告宣伝費などのコストも少ないところが多いです。売値に含まれる経費の割合がハウスメーカーよりも安く家を建てることができます。

また建材を自分たちで調達することもありますが、DIYが好きな方は、あえて未施工の形状を残しておくことで(後から自分で仕上げる)、施工費を節約することもできます。

自分で仕上げることで受着を減くの一石二鳥です

このように、工務店で家を建てる場合は、もともとハウスメーカーと比べて割安なだけでなく、予算に合わせて柔軟に仕様を変更して、無理なく満足度の高い家づくりを進めることができます。

③ その土地・地域にあった家づくりができる

工務店の多くは、自社があるエリアに絞って住宅の販売・建設を行っています。そのため、その地域での建築実績が非常に豊富です。

自然が豊かな日本では、湿度・温度・降水量・日照時間など、その土地・地域によって気候は大きく異なります。もちろん、気候が変われば家の設計も変わりますが、同じ規格の大量生産を基本とするハウスメーカーと違い、工務店では実績や経験に基づいた最適な住宅設計が可能です。

また地域によって異なるのは、気候だけではありません。文化や習慣もことなれば、間取りも変わってきます。そういった地域の特徴をうまく家づくりに取り入れることができるのは工務店の大きな魅力といえます。

 

工務店で家を買うデメリット

工務店のデメリット

① 高性能・高機能な家づくりは苦手

工務店で家を建てる場合、「高性能、高機能な家づくり」はハウスメーカーと比べ苦手です。

たとえば耐震性の面では、大空間と耐震性は相反する組み合わせのため、再立するには複雑な耐震計算を要する設計が必要です。鉄骨など木材より強度の高い建材を使うなどの対応が必要になります。

そういった複雑な対応に対して、自社で大規模な設計部隊や工場を持つハウスメーカーでは対応できても、規模で劣る工務店ではハウスメーカーのように対応するのは難しかったりします。

② 仕上がりが職人の腕に依存する

工務店によっては、一般的な仕様でも仕上がりの品質にばらつきがあることがあります。また、特定の工務店に慣れ親しんだ職人が不足している場合、技量の問題が浮上することがあります。

③ 倒産リスクがある

規模での劣る工務店には、倒産リスクがあることも理解しておく必要があります。一方で以下のようなリスクも潜んでいます。

  • 倒産リスクがある

住宅という高額な商品を取り扱っている観点から、工務店によっては企業規模に対して取り扱っている金額が大きく、ちょっとした業界の動向で資金繰りに陥ってしまう工務店も少なくありません。

もし一般の施工中に工務店が倒産してしまうと、工事がストップするだけでなく、支払った着工金や中間金が戻ってこないとりいう事態になる可能性だってあります。また引き渡し後であっても、満足なアフターサービスが受けられないというのトラブルにつながるかもしれません。

工務店で家を建てる当事は、このようなリスクが隠れていることも理解しておく必要があります。

 

工務店で家を建てて後悔しないためには

工務店で家を買うメリット、デメリットを踏まえて、工務店が向いている人、後悔しないための対策について私見をお伝えしたいと思います。

まず工務店で家を買うのが向いている人は、次の3パターンに当てはまる人だと思います。

  • 細かい仕様にまでとことんこだわりたい(&こだわれる)
  • 知り合いに信頼できる工務店or大工がいる
  • いざという時は自ら行動できる

工務店で家を設計すると、その仕様にとことんこだわることができます。これは確かにメリットですが、同時に少しやっかいなことでもあります。

家づくりのことを決めなければならないが、多くのことを選択するのに時間と労力がかかり、そのパターンはまさに無限大になり、施主の負担としてのしかかります。自分に最適なものを選んでいくには相当な時間と労力も必要です。中途半端な決定は後々の後悔につながる可能性もあります。自分の性格、体力、時間など様々な観点から、こだわりたくとも、現実的にこだわれない人も結構いるのではないかと思いますので、自分がどちらのタイプの人間なのか、冷静に判断しないといけません。

また、工務店で家を購入する場合、必ず契約前にその工務店の評判や実績から信頼できるかどうか下調べをすることをお勧めしますし、万一の被害者防ぐため、住宅診断の依頼や「住宅完全保証制度」への加入など自前のための行動が必要です。

知名度があり、ある程度社会的な信用力のあるハウスメーカーとは違い、工務店は本当に様々な会社がありますので、事前の下調べや調査の重要性はより高いと思いますが、逆にそういうことがしっかりできるのであれば、工務店で家を建てるのは最善な選択になるかと思います。

 

まとめ

  • 工務店は間取り・デザインの自由度が高く、コスパも優秀。地域密着型で土地の気候・文化に合った家づくりができる
  • 一方で高性能設計・品質の安定・倒産リスクには注意が必要
  • 向いているのは「こだわりを持ち、信頼できる工務店とのつながりがあり、自ら動ける人」
  • 契約前の評判・実績の調査と住宅完全保証制度への加入は必須

この情報が、皆さんの家づくりのヒントになれば嬉しいです🏠✨