こんにちは、ぴーぴーまんです。
今日は、これから住宅を買う人が陥りやすい心理的な3つの罠を紹介していきたいと思います。
住宅購入時、多くの人が住宅ローンを利用するかと思いますが、借りすぎてしまうと将来、返済が厳しくなってしまうのは、言うまでもありませんよね。
そこで今回は、住宅購入金額がいつの間にか膨らんでしまう要因を心理的側面から紹介し、これから住宅を購入する人のサポートに慣れればと考えています。
また紹介する内容は、住宅購入に限らず、比較的金額の大きな買い物にも当てはまりますので、きっと多くの方の参考になるかと思います。
是非、最後まで読んでいってください。
それでは早速、いってみましょう
住宅購入価格た高くなる心理的3つの罠
始めに、結論からいってしまうと、住宅購入価格が高くなる心理的3つの罠は、それぞれ次のとおりです。
- 金銭感覚喪失の罠
- 無料の罠
- 3択の罠
順番に解説していきます。
①金銭感覚喪失の罠
1つ目に紹介するのは「金銭感覚喪失の罠」です。
住宅購入は何千万円もする買い物で、普段、こんな金額を使うことは普通は無いですから、知らずのうちに金銭感覚が喪失してしまいます。
これは、あるあるすぎて記事を読んでくださっている方でも共感される方も多いと思いますし、「感応度逓減性」というちゃんとした名称もついています。
どんな罠かというと、仮に住宅の価格が5,000万円とした時、この5,000万円という金額に金銭感覚が麻痺してしまい、その後、例えば追加で数十万円のオプションをおすすめされた際、その数十万円が誤差のように感じてしまう現象です。
冷静に考えれば、「これに数十万円は払えないな」というものでも、何千万円という金額が目の前にあると、その判断基準がブレッブレになってしまいます。
さらに営業マンから、「35年ローンなので、月々の支払いは数千円ですよー!お値引きもしますよー!買わないと後悔するかもですよー!」なんていう悪魔のささやきが入ったら、もうやばいですね。「よし!買うか!!」となってしまいます(笑)
そこで、この罠を未然に防ぐための私のおすすめは「労働何日分」に換算することです。
例えば90万円のオプションがあるとして、自分の1日の稼ぎがおおよそ1万円だとした場合、「このオプションは労働90日分」と考えると、我に返って冷静になれます(笑)
②無料の罠
次に紹介するのは「無料の罠」です。
「いま契約すると、これが無料でついてきます」とか、「このサブスクは初月はタダですよー」など、日頃、生活していてもこういったセールストークはよく耳にしますよね。
こういった、何かを売るために無料のサービスを抱き合わせるのが「無料の罠」です。
住宅の例でいくと、「この物件は家具家電付きでお得ですよ!」とか「いまオプションのエネファームを選択すると浴室暖房を無料でついてきますよ!」とかですね。
これら一見、お得のように見えますが、総支払金額が上昇してしまうリスクが高いです。
勿論、最初から購入するつもりであればこういったキャンペーンも上手に活用するのも賢い選択です。
しかし、「よくわからないけど、オトクそう」とか「ちょうどこのキャンペーンをやっているなんて運命的だー」とか「あったら何かと便利かもー」など、本来に必要可否の検討そっちのけで購入を決めてしまうと、間違いなく後悔に繋がるかと思います。
③3択の罠
最後に紹介するのは「3択の罠」です。
例えばレストランでコース料理を注文した時、金額が高いものから順に3つの選択肢があると、ついつい真ん中のコースを選んでしまうことってありませんか?
2つの選択肢だったら安いコースを選んでいたはずのに、さらに高級なコースの存在を見せられることで、つい真ん中のコースを選びたくなってしまう現象、これがまさしく「3択の罠」です。
例えば住宅の話でいうと、建売物件の内覧をする際、
「ベーシックな住宅」→「高級住宅」→「やや高価格帯の住宅」
という順番で周るというのは、営業マンのメジャーなテクニックの1つだそうです。
こうすると、本当はベーシックな住宅でも十分なのに、ついつい、やや背伸びをして高価格帯の住宅を購入してしまいそうになりますよね。
時にはプライドなんかも邪魔するかもしれません。
注文住宅でも、各建材屋さんのカタログでは、ほぼ必ず3択以上の選択肢が用意されているかと思います。
こうして、知らず知らずのうちに、より高価格帯への商品を選択するよう我々は誘導されていることもあるのです。
これを防止するには、「本当に欲しい物かどうか」、「本当に必要な物かどうか」を常に考えていくようにしていかないといけませんね。
まとめ
以上、住宅ローン破綻に陥る心理的3つの罠について紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
合理的に生きているつもりでも、興奮したり、焦ったりしてしまうと、ついつい非合理な行動をしてしまうことってありますよね。
今回、紹介した内容は、知識としてしっておくだけでも、住宅購入に限らず、将来、もしかしたら何かと役に立つかもしれません。
今後のみなさんの人生において、より良い選択をしていくための一助になれれば幸いです。
それでは、本日の記事はここまでにしたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
よろしければ他の記事も読んでいってください。