こんにちは、よぱたぬです。
今回は「トヨタホームのメリット徹底解説」について記事を書いていきます。
私は2021年にトヨタホームでマイホームを建て、そのときの経験をもとに、このブログで情報を発信しています。
トヨタホームには、他のハウスメーカーと同様に良い点・気になる点の両方がありますが、今回はその中でも私が特にメリットだと感じたポイントを、主観的にまとめてみました。
もちろん、ここで挙げる内容がすべてではありませんが、マイホームを検討中で、トヨタホームを候補に考えている方の参考になれば嬉しいです。
それではさっそく、本題に入っていきましょう。
①地震に強い家づくり
トヨタホームの大きな特徴は、やはり地震に強く、耐震性の高い住まいを実現できることです。
構造材に鉄を使用し、工場でボックス型に組み立てるユニット工法を採用することで、
物理的に非常に強固な構造体を作り上げています。
その結果、4mを超える大開口の窓や吹き抜けを採用しても、標準仕様で耐震等級の最高ランク「等級3」を確保しています。
✅ 実際に住んで感じる剛性の高さ
実際に住んでみると、この剛性の高さははっきりと体感できます。
例えば台風が来ても、家全体の揺れはほとんど感じません。
私の実家は田舎の昔ながらの木造住宅でしたが、強風が吹くたびに家がきしみ、突風で揺れることもしばしばありました。
それと比べると、トヨタホームの家の安定感には大きな違いを感じます。
✅ 耐震性重視の方におすすめ
「とにかく耐震性を最優先したい!」という方には、トヨタホームは非常に有力な選択肢だと思います😊
💡 補足情報
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耐震等級3の家は、地震保険料の割引対象になることがあります。
→ 長期的には経済的メリットも期待できます。 -
繰り返しの余震にも強いとされており、近年の大規模地震後の揺れにも備えやすいのが鉄骨ユニット工法の魅力です。
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トヨタホームの耐震設計は、熊本地震や東日本大震災クラスの大地震を想定して設計されています。
実際に被災地で大きな損傷がなかったという報告もあり、信頼性は高いです。
②施工品質がよい
トヨタホームの家に住んでみて、改めて実感しているのが施工品質の高さです。
その最大の理由は、トヨタホームの大きな特徴である工場生産という仕組みにあります。
✅ 工場見学でわかったこと
トヨタホームでは、誰でも参加できる工場見学会を随時開催しています。
この見学で、「なぜ工場生産だと品質が高くなるのか?」がよくわかりました。
✅ 工場生産ならではの強み
現場建築では、1人または少人数の大工さんが1棟を担当し、
どうしても仕上がりが職人の技量に左右される部分があります。
しかし工場生産では👇
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作業が「工程ごと」に分かれる
例:窓の取り付け、コンセントの設置など -
各工程を専門スタッフが担当
毎日同じ作業を繰り返すことで熟練の職人レベルに
家はベルトコンベアで流れ、手順や時間が細かく管理されているため、
高い品質と安定性が実現できるのです。
✅ 天候や作業体制のメリット
工場内で作業するため、雨や風などの天候の影響を受けないのも大きな強み。
さらに、天井部分の施工は家をユニットごとに「ひっくり返す」ことで、
現場では難しい姿勢でも効率的・正確に施工できる工夫があります。
実際に説明を聞いて、「なるほど!」と納得しました。
✅ 実際に住んで感じた品質の高さ
実際に住んでみて、不満はほとんどありません。具体的には👇
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柱・床・天井・軒の水平・垂直がビシッと出ている
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打ち合わせ通りの仕様・設備、コンセント・スイッチの配置が正確
こうした「当たり前」の積み重ねが、家1棟の品質を支えており、
しっかりとした品質管理・施工管理の賜物だと感じています。
⚠️ 注意点
ただし、工場生産は全体の約85%で、残り15%は現地施工となります。
現地施工部分は地元の協力会社(工務店)が担当するため、
絶対にミスがゼロとは限らない点は念のため覚えておきたいところです。
💡 補足情報
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工場見学では、耐震試験や防音試験のデモが見られる場合もあり、家づくりのイメージがぐっと湧きます。
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工場生産比率の高さは、プレハブ鉄骨系メーカーの強みで、品質のばらつきを減らす効果があります。
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施工品質に加え、完成後のアフターサービスや保証制度も、安心して暮らすうえでの重要な要素です。
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トヨタホームは、地震保険料の割引対象になる「耐震等級3」の仕様が標準なので、経済的なメリットも期待できます。
③家のポテンシャルが高い
タイトルだけでは少し分かりにくいかもしれませんが、
トヨタホームの家は「躯体が非常に頑丈」であるため、
家としてのポテンシャル(可能性・対応力)がとても高いと感じています。
✅ 大空間を可能にする強靭な構造
先ほどの耐震性のパートでも触れましたが、
例えばトヨタホームでは👇
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最大35畳の広々としたLDK
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幅4mを超える大きな吐き出し窓の設置
…といった、木造では難しいような間取りが実現可能です。
耐震性と大空間は本来トレードオフの関係にあります。
つまり、広い空間を作ろうとすればするほど、耐震性は落ちやすくなります。
しかし、鉄骨構造なら素材強度が高いため、このバランスが木造より有利になり、
安心して大空間を楽しめる家づくりが可能になります。
✅ 将来のリフォームにも強い
さらに、もし最初から大空間を求めない場合でも👇
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必要な柱の数が少ない
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間取りの自由度が高い
…というのは大きなメリットです。
必要最低限の柱しかない構造だからこそ、
将来リフォームを行う際にも間取り変更がしやすくなるのです。
✅ 長寿命だからこそ生きるポテンシャル
鉄骨造は一般的に耐用年数が長く、
適切にメンテナンスすれば50年以上使えるともいわれます。
だからこそ👇
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自分が長く住む
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将来、売却する
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子や孫の代で使い続ける
…といった選択肢においても、リフォームのしやすさは重要な資産価値になります。
💡 補足情報
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鉄骨造は火災やシロアリ被害にも強く、維持管理がしやすいのも魅力。
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木造と比較して大スパン設計(広い無柱空間)が得意で、
特に2階建ての住宅ではその強みが発揮されます。 -
最近は「可変性の高い家」が資産価値として重視される傾向が強まっており、
トヨタホームの構造はその点でも時代に合っているといえます。
④技術に強い
トヨタホームは、技術面での強みが光るハウスメーカーです。
例えば👇
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全館空調システム
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HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)
など、その時代の最新技術を家づくりにしっかり取り入れることができます。
✅ 小規模工務店では難しい技術力
もちろん、他の大手ハウスメーカーでもこうした先端技術は導入可能ですが、
逆に言えば、技術開発部門を持たない地元の小さな工務店では難しいことが多いのも事実です。
特にトヨタホームは、あの世界的企業・トヨタ自動車グループの一員。
研究開発力は、ハウスメーカーの中でもトップクラスといえるでしょう。
実際、同じトヨタグループのデンソー製やアイシン製の住宅機器が多く使われており、
安心感や信頼性の面でも強みがあります。
✅ クルマとの連携にも強い
トヨタホームのもうひとつの特徴は、クルマとの連携です。
今後、電気自動車(EV)の普及が進むと予想されますが、
それに伴い、家と車の連携はますます重要になるでしょう。
例えば👇
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EVのバッテリーを家とつないで蓄電池として活用
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太陽光発電で余った電気をバッテリーに貯め、夜間に使って電気代を節約
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災害時の非常用電源として利用
こうした技術は、災害大国・日本において、
暮らしの安心感を高める大きな強みになります。
💡 補足情報
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トヨタホームは近年、V2H(Vehicle to Home=クルマから家への電力供給)にも力を入れています。
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スマートホーム化や、AIによる省エネ制御など、今後のアップデートも期待できます。
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家づくりの段階からこうした技術に対応できるのは、トヨタグループならではの強みです。
⑤アフターサービスがよい
トヨタホームでは、最長60年の長期保証が提供されています。
(※途中で有償メンテナンスを受けることが条件になります。)
実際に住んでみても、アフターサービスの良さは感じます。
✅ 専門のアフターサービス部門
トヨタホームには、専門のアフターサービス部門があります。
しかも24時間対応可能とのこと。
(深夜に電話したことはないので本当に対応しているかは未確認ですが…)
先日も、少し気になる箇所があって電話で相談したところ、
なんと2時間後に点検に来てくれました!
その対応の早さには正直驚きました。
✅ オーナー専用ホームページの活用
トヨタホームにはオーナー専用ホームページが用意されており、
ここでさまざまなオーナー向け情報を確認できます。
特に役立っているのが👇
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設備の詳細なお手入れ方法の解説
→ トヨタグループのオリジナル機器の細かいお手入れ方法も掲載 -
消耗品(フィルターなど)のオンライン購入
こういった情報がオンラインで手に入るのは、忙しい家庭にはとても助かります。
✅ スケールメリットを活かしたサービス
トヨタホームは大手グループならではのスケールメリットを活かし、
質の高いアフターサービスを実現していると感じます。
小規模工務店では難しいような
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専用窓口の設置
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部品供給の充実
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ノウハウ共有
といった部分がしっかりしているのは、
長く住む家として安心材料のひとつです。
💡 補足情報
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トヨタホームの60年保証は「初期30年保証+有償メンテナンスの継続」で最大60年まで延長可能。
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オーナー専用サイトでは、点検記録の確認やリフォーム相談などのサービスも利用可能。
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アフター対応の内容やスピードは地域の販売会社や担当者によって多少の差があるので、契約前に確認しておくと安心です。
まとめ
トヨタホームは、工場生産による高い施工品質、頑丈な鉄骨構造による大空間や間取り変更の自由度、最新技術とクルマ連携による安心、さらに長期保証と手厚いアフターサービスという強みを持ち、長く快適に暮らせる家づくりができるハウスメーカーだと感じます。
特に災害への備えを取りやすい点は、小さな子どもや高齢者がいるご家庭、そして将来を見据える方にとって大きな安心材料になるでしょう。
華やかさではなく「安心して長く住める家」を重視したい方にとって、トヨタホームはとても有力な選択肢だと思います。
備えあれば憂いなし──ぜひトヨタホームでの家づくりも検討してみてください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また他の記事でお会いできるのを楽しみにしています!