注文住宅の床材選び|種類ごとの特徴と選び方
床材って、決めるときに本当に迷いますよね。
毎日素足で歩く場所だし、部屋の印象もガラッと変わる。なのに種類が多すぎて、カタログを見ても何がいいのかさっぱりわからない。私もトヨタホームの打ち合わせで、かなり悩みました。
うちは最終的に、標準仕様の「LNフロア」にしました。決め手になったのは、サンプルを取り寄せて素足で踏んでみたことです。
この記事では、床材の種類・良いところ・イマイチなところ・値段の目安をざっくり整理したうえで、トヨタホームで選べる床材と、選び方のコツを書いていきます。
📋 この記事でわかること
- 床材の主な種類と特徴
- 各床材のメリット・デメリット
- 床材の価格相場の目安
- トヨタホームで選べる床材ラインナップ
- 後悔しない床材選びのポイント
~この記事の内容~
床材の種類は、大きく6つ
注文住宅で使われる床材は、だいたいこの6種類です。
ひとつずつ見ていきます。
それぞれの良いところ・イマイチなところ
無垢フローリング|天然木そのもの
天然木を一枚板にした床材です。木そのものなので、温もりと質感は別格。憧れる人が多いのも納得です。
✅ メリット
- 天然木ならではの温かみと高級感
- 素足で触れても冷たくなりにくい
- 調湿効果があり室内環境を整える
- 傷ついてもやすりで削って再生できる
- 経年変化で味わいが増す
❌ デメリット
- 価格が高め(他の床材の2〜5倍)
- 湿度変化で反りや隙間が生じやすい
- 傷・汚れがつきやすい樹種もある
- 定期的なメンテナンスが必要
- 床暖房対応品は限られる
木の種類は、オーク・ウォールナット・パイン・ヒノキなど。硬さも色も値段も、木によってかなり違います。
複合フローリング|コスパの良い万能タイプ
合板などの土台の上に、天然木や木目のシートを貼った床材です。貼るものによって「挽板」「突板」「シート」の3つに分かれます。
挽板(ひきいた)フローリング
天然木を2〜4mmくらいの厚さにスライスして貼ったもの。無垢に近い質感なのに、反りにくいのが良いところです。
突板(つきいた)フローリング
天然木を0.2〜0.3mmくらいにごく薄くスライスして貼ったもの。挽板より安く、それでいて天然木の雰囲気はちゃんとあります。
シートフローリング
木目をプリントしたシートを貼ったもの。天然木は使っていませんが、傷や水に強いので、小さい子やペットがいる家に向いています。ハウスメーカーの標準仕様に入っていることが多いタイプです。
✅ メリット
- 無垢より安価でコスパが良い
- 湿度変化による反りが少ない
- 耐傷・耐水性能が高い(特にシート)
- 床暖房対応品が豊富
- メンテナンスが簡単
❌ デメリット
- 無垢ほどの温もり感はない
- シートは長年使用で劣化が出やすい
- 傷を削って修復することは難しい
クッションフロア|水まわりの定番
ビニールでできたシート状の床材です。水に強いので、トイレや脱衣所、洗面所でよく使われます。木目調やタイル調など、柄もいろいろ選べます。
✅ メリット
- 価格が最もリーズナブル
- 防水性が高く水拭きも簡単
- デザインのバリエーションが豊富
- DIYでの貼り替えも比較的しやすい
❌ デメリット
- 質感がやや安っぽく見えることがある
- 経年劣化でめくれや変色が起きやすい
- 重い家具を置くと跡が残りやすい
タイル・石材|とにかく丈夫
陶器や石を使った床材です。水にも傷にも強く、汚れもさっと落ちるので、玄関・キッチン・水まわりに向いています。モダンなインテリアにもよく合います。
✅ メリット
- 耐久性・耐水性が非常に高い
- 汚れが落としやすく清潔を保ちやすい
- 高級感・デザイン性が高い
❌ デメリット
- 冬は冷たく素足では寒い
- 硬いため転倒時のリスクが高い
- 施工費が高め
カーペット|やわらかくて静か
足ざわりがやわらかく、音も響きにくい床材です。子ども部屋や寝室で使われることが多いですね。
✅ メリット
- 足触りが柔らかく転倒時も安心
- 防音・断熱効果が高い
- 色・柄のバリエーションが豊富
❌ デメリット
- 汚れ・ダニが溜まりやすい
- 水拭きができず手入れが大変
- アレルギー持ちの方は注意が必要
畳|日本の伝統素材
イグサなどでできた、昔ながらの床材です。和室や畳コーナーで使われます。最近はダニが出にくい新素材の畳も人気です。
✅ メリット
- 調湿効果があり快適な環境を保つ
- クッション性があり転倒しても安心
- 和の落ち着いた雰囲気が出せる
❌ デメリット
- 定期的な表替えが必要(従来型)
- 水分に弱く、汚れが落ちにくい
- ダニが発生しやすい(従来型)
値段はどのくらい?
「で、いくらかかるの?」という話です。下は材料費の目安です(工事費は別)。
💡 注文住宅でのコスト感について
注文住宅の場合、住宅メーカーの標準仕様に含まれる床材と、オプションで追加できる床材があります。標準仕様の範囲内であれば別途費用はかかりませんが、グレードアップするとその差額が発生します。どこにコストをかけるかを事前に家族で話し合っておくことが重要です。
トヨタホームで選べる床材
ここからは、トヨタホームで選べる床材の話です。標準仕様の中にも何種類かあって、部屋ごとに変えることもできます。
⚠️ 注意:以下の情報はウェブ上の複数の情報源を元にまとめたものです。仕様・ラインナップは時期や商品プランによって変わる場合があります。詳細は必ずトヨタホームの担当者や最新カタログでご確認ください。
LNフロア(標準仕様)|うちはこれ
トヨタホームの標準床材のひとつで、うちが選んだのもこれです。天然木の風合いを活かしたデザインで、傷に強く、抗菌加工もされています。床暖房にも対応。ワックスがけがいらないモデルもあって、日々の手入れはラクです。
RMフロア(標準仕様)
丈夫さと水への強さを重視した床材です。滑りにくい加工がしてあるので、小さい子やペットがいる家でも安心。ワックス不要で手入れも簡単なので、共働きの家に人気があるようです。
無垢フローリング
天然木の質感と温もりがほしい人向けのオプションです。使うほど味が出て、愛着がわいてくる床材。標準よりは高くなりますが、リビングだけはこだわりたい、という人に選ばれています。
タイルフロア
玄関や水まわりを中心に使えるタイルの床材です。水にも傷にも強く、汚れも落としやすい。見た目もシャープなので、モダンなインテリアにぴったりです。
📝 うちが床材を選んだときの話
床材はかなり悩みました。最終的には標準仕様のLNフロアにしています。
決め手は、サンプルを取り寄せて素足で踏んでみたこと。カタログの写真で見ていたイメージと、実際の見た目や足ざわりは、けっこう違いました。
ショールームに行く前に、まずサンプルを取り寄せてみてください。これは本当におすすめです。
部屋ごとのおすすめ床材
床材は「家じゅう同じ」にもできるし、「部屋ごとに変える」こともできます。部屋の使い方で決めるのがいちばん失敗しません。
後悔しないための5つのチェック
床材で後悔しやすいポイントを5つにまとめました。打ち合わせ前のチェックリストとして使ってください。
🏠 床材選びチェックリスト
- ライフスタイルに合っているか 小さな子ども・ペットがいるなら傷・汚れへの強さを優先。来客が多いなら見た目の高級感も重視しましょう。
- 床暖房との相性を確認したか 床暖房を導入する場合、対応していない床材を選ぶと後から変更が難しくなります。必ず事前に確認を。
- 実物サンプルを見て・触ったか カタログや写真だけでは質感が伝わりません。ショールームへ行くかサンプルを取り寄せて、必ず素足で踏んで確認しましょう。
- メンテナンスの手間を考えたか 無垢フローリングは美しい反面、定期的なお手入れが必要です。忙しい方はメンテナンスが楽な床材を選ぶのも賢い選択です。
- 部屋ごとに使い分けを検討したか 全室同じ床材にするとコストを抑えられますが、用途に合わせて使い分けることで快適性が上がります。予算と相談しながら検討しましょう。
結局どう選ぶ?
ざっくり言うと、こうなります。
- 質感・高級感にこだわりたい→ 無垢フローリング・挽板フローリング
- コスパと扱いやすさ重視→ シートフローリング・突板フローリング
- 水まわり・掃除のしやすさ優先→ クッションフロア・タイル
- 静かさ・やわらかさがほしい→ カーペット
- 和の空間がほしい→ 畳(新素材タイプがラク)
床材は、一度決めたら簡単には変えられません。だからこそ、サンプルを素足で踏んでみる。これだけはやってほしいです。
トヨタホームで建てる人は、営業さんやコーディネーターさんに遠慮なく相談してみてください。サンプルもちゃんと出してくれますよ。

