こんにちは、ぴーぴーまんです。
今日は、トヨタホームの外観をお洒落にする方法について記事を書いていこうと思います。
トヨタホームは、鉄骨ラーメンユニットと呼ばれる箱状のフレームを組み上げて建物を形成する、ユニット工法と呼ばれる工法を採用しているハウスメーカーになります。
画像出典:https://www.toyotahome.co.jp/
強度があり、地震に強い住まいが実現できる一方、単調な外観デザインになりがちです。
ですので、「トヨタホームはデザインがよくない」なんて言う方もいます。
しかし、私個人としては、工夫次第でお洒落な外観を実現することは可能だと思っており、本日はそのポイントをご紹介できればと思います。
トヨタホームに限らず、これから家を建てる人や、検討している人の参考になるかと思いますので、よろしければ是非、最後まで読んでいってください。
それでは早速、始めていきます。
◆トヨタホームの外観をお洒落にする方法
結論から言うと、トヨタホームの外観をお洒落にするポイントは以下の4つです。
・水平と垂直を意識したデザインにする
・鉄骨の特徴を生かし、大きな窓をデザインに取り入れる
・軒の出を深くする
・外壁をタイルにする
・必ず外構と建物をセットで考える
順番に解説していきます。
水平と垂直を意識したデザインにする
1つ目は水平と垂直を意識したデザインにするということです。
冒頭にも紹介したように、トヨタホームのユニット工法は、箱を積み上げたデザインなので、外観は常に水平と垂直のラインで構成されます。
それゆえ、ラウンド形状などのR(アール)が作れず、「デザイン自由度が少ない」とか「デザインが単調」と言われがちです。
しかし、あらためて街中を歩いてみると、水平と垂直のラインだけで構成されていてもお洒落な建物はたくさんありますよね?
であれば、そういった建物の外観デザインを自分の家の外観デザインに取り入れることで、きっと外観が向上するかと思います。
少し話がそれますが、「水平、垂直」を美しく見せるというのは、日本建築の伝統美でもあります。
画像出典:https://www.kinoie-niigata.com/
上の写真のように、水平ラインと垂直ラインのバランスが整った日本建築は、見た目が美しく感じます。
またただ美しいだけでなく、現に日本の気候と調和し、建造後何百年と経過した建物も多く現存しています。
まさに見た目の美しさと機能性が高い次元で両立されており、アート的な要素すら感じますよね。
トヨタホームはどちらかというとモダンな雰囲気の家ですが、水平と垂直のラインが整っているため、和の要素とも相性が良いと思います。
トヨタホーム東京のホームページで「和モダン」スタイルの特集をしていましたので、是非こちらもチェックしてみてください。
きっと参考になると思います。
鉄骨の特徴を生かし、大きな窓をデザインに取り入れる
プライバシーとの兼ね合いもありますが、お洒落な住宅や建造物は大きな窓によって、開放的で明るい空間を演出しているように感じます。
ただ木造住宅でこれをやろうとすると、耐震性を保つためにはより太い柱を使う必要があり、それがそのまま建築コストに反映されるため、見た目以上にコストインパクトのある仕様になりがちです。
一方で、トヨタホームは鉄骨を柱に使用しており、鉄は素材自体に強度があるので、大きな窓も難なく取り付けられたりります。
であればこの特権を活かし、大きな窓をデザインに取り入れることで開放的で明るくお洒落な空間を目指してみるのはいかがでしょうか。
窓によって空間の境目があいまいになることで、まるで高級ホテルのプライベートラウンジのような空間を作ることも可能かもしれません。
画像出典:https://www.toyotahome-tokyo.com/
軒の出を深くする
軒とは、住宅の屋根で、外壁よりも出っ張っている部分のことを指します。
トヨタホームの場合、軒の出は確か標準で60cmだったかと思いますが、オプションで90cmに延長できます。
深い軒は、雨風や日差しから建物を守ってくれるだけでなく、加えて家を立派に見せてくれるような視覚的効果もあります。
もちろん感じ方に個人差はありますが、深い軒の家は単純にかっこいいと私は感じます。
画像出典:https://www.toyotahome-tokyo.com/
例えば、よく「総二階の家は価格が安いがダサい」といった意見を聞きますが、軒が深いだけで印象が大きく異なります。
また軒天の色や柄も選べますのでこだわってみてください。
ちなみに、私のおすすめは木目柄です。モノトーンな外壁色に木目柄の軒を組み合わせると、なんだかス〇ーバックスのお店のような感じでお洒落になりますよ。
外壁をタイルにする
トヨタホームの外観をお洒落にする方法の4つ目は、外壁をタイルにすることです。
トヨタホーム標準の外壁材は、オリジナルのサイディング材です。
それなりに機能も見た目も拘って設計開発しているようで、必要十分でもありますが、サイディング材はそもそもが安い部類の外壁材になります。
コストが抑えられる一方で、見た目はシンプルです。
一方でタイルは、サイディング材と比較するとデザインも豊富で、重厚感があります。
画像出典:https://www.toyotahome.co.jp/chumon/technology/since/valuespec/
それに初期コストはかかるものの、タイル材はメンテナンスの手間が少なく、長い目で見ればそこまで大きな差はありません。
タイル材の参考価格
お洒落な外観を目指すのであれば、外壁は総タイルにするのがオススメです。
最近トヨタホームも総タイル仕様の家をアピールしており、以前に比べると導入ハードルも下がっていると思います。
必ず外構と建物をセットで考える
トヨタホームの外観をお洒落にする方法の最後は、必ず外構と建物をセットで考えることです。
最後ではあるんですが、個人的には実は一番重要だと思っており、外構は住宅の顔であり、住宅の第一印象は外構で決まると言っても過言ではないと思います。
画像出典:https://www.biz-lixil.com/contest/exterior/award/
そんなの当たり前だと思われる方も多いと思いますが、実は住宅購入には外構と建物をセットで考られなくなる罠が仕掛けられています。
結論から言うと、その理由は営業マンが契約時に外構費用を異常に安く見積もる(ことがある)からです。
契約時の見積書では外構費用は”別途見積”となっているか、”150万円(予算取り)”みたいな表現で書かれていることが多いかと思います。
しかしこの150万円は本当に最低限の金額です。
これでは門柱とアプローチと駐車場1台分の土間コンクリート程度しかできません。
もしお洒落なカーポートや、憧れのウッドデッキ、開放的な人工芝、目隠しフェンスなどのアイテムを採用しようと思うのであれば、外構費用は最低で300万円、できれば500万円以上用意する必要があります。(むちゃくちゃ高いですよね…)
私を含め多くの人が外構工事なんてこれまで経験がなく、金額も検討が付かないので、150万円と聞いても、「まあ、そんなもんか」と思ってしまうと思います。
しかしその金額では決して満足のいく外構工事を実施することはできません。(くどい)
しかも、外構計画は大抵、家づくりの終盤ですので、気付いた時にはもう予算が残っていなくて、どうしようもないという悲劇がおこります。
なので、外構と建物はセットで考えていくというのが大事かと思います。
個人的には正直、外構にかける予算を確保するためなら、家の外観は割り切ってシンプルにしてしまっても良いと考えます。
是非とも心の隅に留めておいていただけたらと思います。
まとめ
以上、トヨタホームの外観をお洒落にする方法というテーマで、ポイントをいくつか書いてみました。いかがでしたでしょうか。
確かにトヨタホームのユニット工法で凝った外観は実現しにくいかもしれません。
しかし工夫次第では、お洒落なトヨタホームもたくさんあるのも事実です。
ファッションなんかと同じで、お洒落にするにはそれなりにお金もかかりますが、家は人生の長い時間を過ごす場所です。
お洒落で満足度の高い家に住むことは、質の良い人生を送ることにも繋がると思いますし、そこにお金をかけることはとても意味のあることだとも思います。
一生に一度の人生、そして多くの人が一生に一度の家づくりです。
みなさんの家が後悔の無い、素晴らしい家、お洒落な家を建てられることを願っています。
そして今回の記事が、少しでもみなさんの参考になれれば幸いです。
それでは、今回はここまでにしたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき大変ありがとうございました。
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