トヨタホーム

トヨタホームってどんなハウスメーカー?

こんにちは、ぴーぴーまんです。

今回は、トヨタホームってどんなハウスメーカー?というタイトルで記事を書いていこうと思います。

私は2021年にトヨタホームでマイホームを建てました。

その経験をもとにトヨタホームの概要や、商品シリーズ、強みを解説していきたいと思います。

トヨタホームを気になっている方はもちろん、これからマイホームを建てようとしている人にもきっと参考になる内容だと思いますので、是非チェックしていってください。

それでは早速、本題にいってみたいと思います。

 

◆トヨタホームってどんなハウスメーカ?

(出典:トヨタホーム ホームページ)

 

トヨタホームの概要

トヨタホームはあのトヨタ自動車から生まれたハウスメーカです。

設立は2003年で比較的新しいハウスメーカですが、売上高、着工棟数ともに、毎年、全国10位前後の規模に成長しています。

特にトヨタのお膝元、愛知県では2020年度に戸建実績No.1を獲るなど、地元に強いのが特徴です。

トヨタホームは軽量鉄骨造の家づくりを得意とするメーカで、工場での生産がメインです。

トヨタが自動車生産で培ったノウハウを強みとして家づくりに取り入れており、高い品質と耐震性能に定評を得ています。

工場は国内に愛知、栃木、山梨の3箇所備えていますが、輸送の都合か、地域によっては建てることができないエリアもあるので注意が必要です。

またトヨタホーム東京、トヨタホーム愛知といった販売会社を各地域に設けており、トヨタホームの家を建てようとなった場合はこの販売会社を通じて契約することになります。

クルマでいう、メーカーとディーラの関係と同じですね

少し話はそれますが、販売会社とはその家に住むにあたって、これから長い間、お付き合いをしていくことになります。

だからこそ、販売会社選びはハウスメーカ選びと同等、もしくはそれ以上に重要と考え慎重に選みたいですね。

 

トヨタホームの商品

トヨタホームは大きく分けて4つの商品群(SINCE、エスパシオ、LQ、MOKUA)があります。

 

*SINCEシリーズ

(出典:トヨタホーム ホームページ)

トヨタホームの主力シリーズです。造りは軽量鉄骨造、工場生産をしており住まいの85%を工場で組み上げます。

丈夫な鉄骨柱をボックス上に組み上げて構造体にすることで、より頑丈な躯体にしています。その耐荷重はなんと28.5tにもなるそうです。

頑丈な躯体であることは、地震に強いことはもちろん、大開口や大空間の住まいを実現するのにも適しています。

柱のない広々としたリビングやガレージを作れるのは嬉しいですね。

生産は雨風に曝されない屋内で行われることや、その工程専門の職人が専属で作業することから、環境や職人の腕に左右されず、安定して高品質な家づくりが可能です。

一方で工場生産にもデメリットがあり、規格生産であるためにデザインバリエーションが限限られることで、見た目が単調になりがちになるほか、狭小地・変形地で建設しにくいといった弱点があります。

 

 

*エスパシオシリーズ

(出典:トヨタホーム ホームページ)

鉄骨軸組工法と呼ばれる現地での組み立てがメインの工法です。

鉄骨の特徴を活かしつつ、デザイン性の高い住宅や、狭小地や変形地の住宅にも対応できる、SINCEシリーズの弱点を克服したシリーズです。

また外壁には優れた耐火性能や防音性能を持つ厚さ100mmのALCを採用できます。

都市部などの住宅密集地と相性が良さそう

ただしSINCEシリーズに比べ、工期と建築費用がかかるのがデメリットです。

 

*LQシリーズ

(出典:トヨタホーム ホームページ)

LQシリーズはSINCEシリーズの廉価グレードになります。

廉価グレードといえども、施工品質や耐震性能、また建てた後のアフターサービスはSINCEシリーズと変わりはありません。

一方で間取りや設備仕様を限定することでコストを抑えてトヨタホームを建てることが可能です。

間取りや設備仕様を絞るといっても、間取りはいくつかのプランから選べますし、内壁の位置は比較的自由に設定できるので、家族構成や好みに合った間取りデザインが可能です。

またキッチンやユニットバスといった設備使用も数種類以上の中から選べますので、強いこだわりが無ければ必要十分でもあります。

注文住宅と建売住宅のいいとこ取りをしたシリーズです。

2022年秋にはリニューアルも予定されており、ますます商品力が強化されそうですね。

 

*MOKUAシリーズ

(出典:トヨタホーム ホームページ)

トヨタホーム唯一の木造住宅シリーズです。

2×4工法をメインとしていますが、軸組工法も希望すれば取り扱っているそうです。

2×4工法では使用する木材パネルを工場生産しており、材料もグレードの高い「J-GRADE材」を中心に使用していいます。

まだ発売したばかりの商品というところもあり、情報も多くありませんが、木造ならではの間取りや、デザインが売りのようです。

また木造であってもしっかりと耐震等級3はクリアしており、他のトヨタホーム同様、全邸で設計・建設性能評価、長期優良住宅をしっかりと取得しているのもうれしいポイントです。

他のシリーズと異なる点としては、大開口、大空間といった間取りは鉄骨と比べて苦手です。また保証期間も30年と、鉄骨に比べて半分になっています

ここに関しては木造住宅というところから仕方がありませんね。

MOKUAはトヨタホームのシリーズ中では異色の存在ですが、自由度の高い家を比較的リーズナブルな価格帯で実現できるのが魅力です。

ただ個人的意見ですが、木造住宅であれば他にも魅力的なハウスメーカは多数ありますし、どうにも中途半端感が否めません。

良くも悪くもトヨタホームらしさを失っている感じがします。

 

 

トヨタホームの強み

(出典:トヨタホーム ホームページ)

トヨタホームの強みは次の通りです。

①鉄骨ラーメン構造を採用した強靭な構造躯体

②工場生産による高品質な住まい

③大開口、大空間の間取り

④トヨタグループの技術力を活かしたスマートハウス

⑤充実したアフターサービス

トヨタグループの技術力、企業力を活かしており、建ててからも長いこと安心して住むことができる家づくりをしています。

詳細は「トヨタホームのメリット5選」という記事で解説していますので、よかったらこちらも読んでみてください。

トヨタホームをおすすめできる人

トヨタホームをおすすめできる人は、建物の耐震性を重要視している人、建て替えることなく長く住み続けたい人、そして最新技術を取り入れたスマートハウスに住みたい人です。

要は耐震性や耐久性に優れるのは鉄骨の大きなメリットですが、そこにどれだけの価値を見出せるかどうかではないでしょうか。

またトヨタグループの技術力が家づくりに活かされていますので、最新テクノロジーが好きな人には、触覚を刺激する家になると思います。

特にクルマとの連携に強い特徴もありますので、将来、電気自動車の時代になればトヨタホームの技術の価値はますます上がることになりそうです。

(出典:トヨタホーム ホームページ)

自宅でクルマを充電したり、逆に充電した電気を自宅で使ったりするのが当たり前になるかもしれません

 

まとめ

以上、トヨタホームの特徴について紹介させていただきました。

いかがだったでしょうか。

トヨタホームはよく特徴が尖ったハウスメーカと言われたりしますが、私的には、家として一番重要なのは「どんなときも家族が安心して住むことができるかどうか」だと考えており、その意味ではトヨタホームはおすすめできるハウスメーカだと思います。

今回の記事が少しでもみなさんの家づくりの参考になれれば幸いです。